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「個人の想い」×企業のリソース=価値創造

朝からヨガにネイルに学びに、と充実した土曜日を過ごした Kaori です。

今日の午後は、アート思考研究会の勉強会。三浦英雄さんから「越境リーダーシップ」を学びました。

私自身、あまり「越境リーダーシップ」というものに馴染みがなく、なんとなく「グローバルワイドで、色々な人種の方々と一緒に仕事をしていく人が必要とするリーダーシップ」なのかな?と、考えていました。

上記も間違いではないようですが、本質的な意味は、以下の通り。

越境リーダーシップとは「想いをもった個人が起点となることで、企業にいるからこそ大きな社会的価値をもたらす事業を創造できる」というもの。

企業に努める「個人」が「自分の想い」を起点とし、自社のどんなリソースが使え、何が足りないのか?を考え、周囲を巻き込みながら行動し、共創を生み、最終的に、社会に大きな価値をもたらす。

正直、この発想は、あまり持ち合わせていませんでした。

「個人」でしたいことは、個人のスペアタイムでするか、複業として、企業と離れてするか、だと感じていましたし、例えば、社内起業といった「単語」はあれど、まぁ、それは「組織」の文脈での新規事業、と捉えていました。

結局のところ、企業のリソースを使い、個人起点で、新しい社会的な価値を創造することは、ハードルだらけではないか...?お話を伺いながらも、そう感じてしまいました。

でも、事例を聞くと、勇気が出るのもまた事実。越境リーダーの紹介に、ANAの深堀昴さんによる ANA Avator-in があり、すごいと思うと同時に、大企業でもできるんだ...、と勇気をもらったというのが、正直な感想です。

それを実現させた「個人の想い」と、個人の想いを実現する「プラットフォーム」になったANAという企業双方に賛辞を贈りたい。

最近、よく聞くように、個人の想いを成し遂げる「プラットフォーム」となれる企業は、これからもどんどん優秀な人材を獲得し、そして、企業価値をますます上げていく、まさに、こういうことなのでは、と思います。

でも、ここで着目しなければならないのは、越境リーダーシップは、企業任せではないということ。想いを持って、行動した個人が、おそらく、周囲を少しずつ、味方につけながら、企業をも変えていったということ。

今、日本の大手企業は、変革期を迎えている、と言われます。

これから働き先を選ぶ若人は、もともとプラットフォームとして機能する企業を選ぶのが得策かもしれないし、私のような好奇心旺盛な中堅は、越境リーダーとして、組織の触媒になるのも手かもしれない。

日本を元気にするには、大手企業が変化すべきことが山ほどある。

さて、私は何がしたいのか、そして、それを成し遂げるために、当社が持っているリソースは何だろうか...。そんなことをグルグル考える土曜日の夜。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、皆さま、おやすみなさい。

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