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編集者から小説の添削を受けられる場所を作る試みについて

いつもお世話になっております。Nola運営スタッフです。
先日、Nolaのプレミアム会員の開始を告知させていただき、まだまだ有料機能も少ない状況にも関わらずご支援くださり、本当にありがとうございます。。これからしっかりと金額に見合ったツールへと成長させていけるよう、ご支援いただいたお金はNolaの育成に大切に使わせていただきたいと思います。
今後も変わらず、無料/有料問わず各種機能を充実化させていきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

本日は、Nolaのメンバーとしてお休みの日に手伝っていただいている某出版社の編集者の方と新しい試みをすることとなりましたので、ご報告させていただきます。

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編集者から作品の添削を受けられる場所をつくる

Nolaの運営メンバーには、本業で出版社(小説のほかライトノベルや漫画など、広く扱う大手出版社さま)に勤務しており一昨年まで編集者をしていたメンバーがいるのですが、そのメンバーと一緒に『月に10本まで、お申し込みいただいた作家さまの作品を、編集者視点で添削する取り組み』を開始することといたしました。

ことの始まりとしては、去年、小説を執筆する とある作家さんにお会いした時でした。
「小説を新人賞に出しても結果だけが通知されて、なかなか添削とかしてもらえないので、自分の作品のどこをもっと直せばいいのかがわからない」
というお話をお聞きして、”編集者さんが完全にプライベートで副業的に作家さんの作品を添削できるような場”があったらいいのにという話題になったことからはじまりました。
もともとNolaには、某出版社のバックオフィスで働く傍でNolaの開発に知恵を貸してくれていた寺田さんという方がいます。寺田さんは、一昨年ごろまで編集者としてマンガなどの担当編集をしていた経歴を持っていました。
そこで、寺田さんが編集視点で作品を添削して、作家さんと作品の編集ができるような場を作れないか、半年ほど前から実現方法を試行錯誤し、今回の試みを行うこととなりました。

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なるべく具体的でわかりやすく、参考になる場所にしたい

今回の取り組みを進めていくにあたり、
『一つ一つの作品の良い点と改善できる点を具体的でわかりやすくできるか?』
『応募してくださる作家さんにとってどうやったら参考になるような内容をお戻しできるか?』

を念頭に、下図のような添削シートを作成しました。

Nola添削シート(表)

Nolaの寺子屋でも講師の長谷川さんがおっしゃっていた『構成』『ストーリー』『文章』『キャラ』『世界観』の観点で作品を添削し、それぞれコメントをつけさせていただきお戻しすることで、自分の得意な部分と伸ばせる部分を知ることができたらという意図で作成しています。
また、添削結果が具体的な創作に反映できるよう、参考図書も探した上でお戻しできたらと考えています。

Nola添削シート(裏)

添削シートの裏面では、一部抜粋にはなってしまいますが作品の文章へ実際に編集を行う際と同じように赤入れをさせていただけたらという形になりました。(もっとこういう点も見て欲しいと言ったご要望がありましたら、コメントなどでお送りいただけたら助かります。。)

この取り組みを通して、ご提出いただいた原稿を拝読させていただきながら気づいた点を記載させていただき、著者自身では気づかない第三者の視点として作品をより良くする一助となれたらと考えております。
最初は至らないことも多いかもしれませんが、改善しながら継続できる取り組みとなればと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。。

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募集要項について

寺田さんが一人でひとつひとつ作品を読みながら添削を行う都合上、『あらすじ』『プロット』『原稿』の三点での添削ができたらと思います。
下記の募集要項と注意事項をご確認いただいた上で、お申し込みの検討をお願いいたします。

◉ 募集要項
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① ご提出内容
・あらすじ(400文字以下)
・プロット
・原稿(文字数制限はありませんが、1万字を目安に添削します)
※ ご提出いただく原稿は完成されている作品を推奨しています。
② 作品ジャンル
作品ジャンルは問いません
③ 募集定員
10名程度
※ お申込者多数の場合は、作品を審査の上で選定させていただきます。
④ 募集期間
2020年10月18日(日)〜2020年11月1日(日) 23:59
⑤ 費用
無料
⑥ 注意事項
・作品の著作権は著者に帰属します。また、作品の盗用などは一切いたしませんのでご安心してお申し込みください。(当たり前項目ではありますが念のため記載いたしました。)
・実際に添削することとなった場合に、手書きの添削シートを郵送するため、住所をお聞きすることがございますが、本件以外の目的では一切利用いたしません。
・お申し込みの際に、添削の度合い(辛口、普通、甘口など)をお答えいただくようにしておりますが、添削内容への反論・苦情などは受け付け兼ねますのでご了承いただけますと幸いです。私たちとしては、ひとつひとつの作品に向き合い「どうしたら良くなるか?」を考えて添削させていただきますし、あくまで一編集者の寺田さんとしてのご添削結果と考えていただけたらと思います。。(編集者の好みや思考にも偏りはあるので、他に原稿を持ち込んだら絶賛だったということもあるかと思いますので、あくまで一意見くらいに受け止めていただけたらと思います。)

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上記についてご確認とご同意いただける方は、下記の応募フォームからご応募をお願いいたします。
【応募フォームから申し込む】
※ 11/2追記:ご応募いただきありがとうございました。次回開催は、またnoteで告知いたしますので興味ある方は次回お申し込みをお願いします。
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費用についてですが、今回の取り組みについてはまだ初回なので、無料でご参加いただけるものとしてご提供できればと考えています。
もしご好評いただける場合は、今後も継続的に毎月募集できたらと考えており、添削にかかる時給(1000円/時間ちょっとのイメージです)+送料をいただきながら細々とご希望者を募らせていただけたらと思ってます。

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さいごに

長文のnoteを最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の取り組みについては、まだまだお試しな面も多く至らない点もあるかと思いますが、都度ご指摘いただきながら『編集者と作家が繋がれる場所』を目指して改善していき、今後も続いていく取り組みとできたらとても嬉しく思います。。

10月に入りグッと気温も下がり、風邪を引きやすい季節ですのでくれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。
これからも何卒よろしくお願いいたします。

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P.S. 取り組みについていいねと思っていただけましたら、”いいね”を押していただけますと幸いです。。

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