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🗂 Design Materials デザむン資料 スプリント – 効率良く問題を解決しよう! あらゆる仕事がうたくいく最も合理的な方法

スプリントずは?
最小限の時間で最倧限の成果を出す、Google生たれの仕事術、それがスプリントです。アむデアの発案から問題点の発芋、解決、怜蚌たでをわずか数日間で行い、最良の答えを導き出したす。

ブランド・スプリントずは
ブランド・スプリントは、グヌグル・ベンチャヌズで考案され、ゞェむク・ナップ氏によっお文曞化されたワヌクショップ圢匏です。3時間以内に、ブランド、そのビゞョン、将来、および問題点を探し出すこずができたす。たたこのワヌクショップ圢匏はオンサむトずリモヌトの䞡方で䜿甚できたす。

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ゞェむク・ナップ氏は、䜜家、IDEO客員研究員、たたグヌグルにお、最速化する仕事術「スプリントデザむンス・プリント」を生み出し、Gmailの改良に生かすなど倧きく貢献したした。スプリントは䞖界䞭に広たり、倚くの䌁業や組織がデザむン戊略ずしお掻甚しおいたす。著曞にベストセラヌ『SPRINT 最速仕事術』がありたす。

今回ご玹介するブランド・スプリントはThe Three-Hour Brand Sprintを参考にしおいたすが、自分なりにアレンゞしおいたす。このワヌクショップは䌚瀟名を決める、ロゎをデザむンする、たたマニフェストを曞く時に圹立ちたす。

たずはチヌムメンバヌの構成したしょう。

ブランド・スプリントには2〜6人の参加者が必芁です。䌚瀟のCEOなど、暩限、たた所有暩を持぀人々を含める必芁がありたす。チヌムは、スキルずレベルを組み合わせたものでなければなりたせん。

💡ワヌクショップぞの参加をお願いするメヌルを少なくずも1週間前に送っおください。

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たず初めに、参加者の䞭から䞀人「決定者」を決めたす。

ほずんどのワヌクショップず同様に、デザむンス・プリントにも決定者が必芁です。ほずんどの堎合、決定者はCEOですが、堎合によっおは倉わっおきたす。このアクティビティは「決定者」なしでは機胜したせん。

そしおこれらの少なくずも䞀人
→ 創蚭者のグルヌプの1人
→ マヌケティング責任者
→ プロダクト・デザむナヌもしくはデザむンの責任者

たた、参加者の䞭に1人たたは2人のファシリテヌタヌが必芁です。これらは、マヌケティング、プロダクト・デザむナヌ、デザむナヌである堎合が倚いです。

日時を決めたしょう。

メンバヌ党員参加でき、3時間続けおワヌクショップができる時間を芋぀けおください。ブランド・スプリントの「決定者」のスケゞュヌルに合わせるず決めやすいです。ワヌクショップのスケゞュヌルが決たったら、基本的なルヌルを決めお、その日たでに資料などを揃えたす。

ワヌクショップの準備

リモヌトでのワヌクショップ・テンプレヌト制䜜はこちらを参考にしおください。

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→ ワヌクスペヌス
すべおの参加者に、ポストむット付きのワヌクスペヌスを䞎えお、答えや考えを曞き留められるスペヌスを䞎えおください。チヌムで議論するたで、ここのワヌクスペヌスに止たりたす。

→ ゚クササむズ
チヌムずしお1぀ず぀゚クササむズを行っおいきたす。 タむマヌを甚意し、スラむドの指瀺に埓っお進行しおいきたす。

→ ポストむット
各メンバヌがワヌクスペヌスのポストむットを䜿甚しお、答えや考えを曞き留めたす。 時間切れになったら、メモをコピヌしお、゚クササむズ・ボヌドに貌り付けたす。

→ 投祚ドット
䞀郚の゚クササむズでは、各メンバヌには小さな投祚ドットを割り圓おお優先順䜍を付けるように求めたす。

基本ルヌルを蚭定したしょう。

ブランド・スプリントの焊点を維持するために簡単なルヌルを蚭定したす。たたルヌルは、メンバヌがオヌプンか぀快適にフィヌドバックを共有するための安党な環境を䜜るために重芁です。

→ オヌプンで正盎であるこず
→ 䞀床に1぀の䌚話に集䞭する
→ メンバヌに質問をする堎合は、明確な質問であるように心がける。
などなど、チヌムメンバヌにあったルヌルを決めおください。最埌に、もう䞀぀倧切なのが、タむム・タむマヌが必芁ずいうこずです。すべおのアクティビティをタむムボックス化したす。

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ブランド・スプリントの圓日

たずはアゞェンダの玹介したす。

ファシリテヌタヌは、メンバヌの䞭から、決定者を玹介したす。そしお先ほど玹介したルヌルを説明、それからアゞェンダ䌚議で論ずる事項を玹介したす。

💡アゞェンダはワヌクショップの議題は、基本的に、ワヌクショップの内容、掚進する内容、共通の関心事、目暙などに応じお、特定のワヌクショップで実行する必芁がある、䞻催者が準備するすべおのアクティビティのリストず抂芁です。

ブランドス・プリントは6぀の゚クササむズで構成されおいたす。 たず、䌚瀟の動機に぀いお考えたす。

→ 20幎間のロヌドマップは、長期的に考えるのに圹立ちたす。
→ What, How, Whyはあなたの䌚瀟・ブランドが存圚する理由を考えさせたす。次のステップは、詳现を远加するこずです。
→ 3぀のバリュヌは、ブランドが存圚する理由をより具䜓的にしおいきたす。
→ トップ3人の察象者は、ブランドのタヌゲットに優先順䜍を付けるのに圹立ちたす。
最埌に、ブランドを他のブランドず比范しお䜍眮付けたす。
→ パヌ゜ナリティ・スラむダヌは、ブランドの態床ずスタむルを定矩したす。
→ コンペティティブ・マップは、ブランドを他の䌚瀟ず比范したす。

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. ã‚¢ã‚€ã‚¹ãƒ»ãƒ–レヌカヌ

参加者がリラックスしお望めるように「アむス・ブレヌカヌIcebreaker」などの簡単なアクティビティヌをしお、メンバヌに自己玹介をしおもらいたす。もずもずは「氷を砕く道具、砕氷船」の意味から来おいる蚀葉です。

簡単なアむス・ブレヌカヌの䟋で、もずもずの出身地、たた最近習ったこずを聞いおみたりしたす。

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2. 䌚瀟玹介

䌚瀟のバックグランドに぀いお、クラむ゚ントに簡単に説明しおいただきたす。‚‚

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では、始めたしょう最初のアクティビティは「20幎間のロヌドマップ」です。

3. 20幎間のロヌドマップ

15分
ロヌドマップはプロゞェクトマネゞメントにおいお、甚いられる思考ツヌルの䞀぀です。䞭長期的な目暙を時系列に䞊べお管理する工皋衚を指したす。このロヌドマップを䜜成するこずで今埌のビゞネスの展開を可芖化するこずができ、䞀貫した戊略を打ち立おやすくなりたす。たた、ロヌドマップは方向性のズレを修正するためにも䜜成されたす。

方法
5幎、10幎、15幎、20幎先のラベルが付いたタむムラむンを描きたす。時系列に沿っお䞭間目暙を策定したす。区切りごずに䜕をすべきか具䜓的な行動を決めやすくなりたす。

1.各メンバヌは日付すべおに、自分の予枬を曞き留めたす。
2.各メンバヌが答えを玹介したす。ここでは、議論はただしたせん。
3.各メンバヌが集たったリストを芋お、自分の奜きな答えに自分のシヌルを貌りたす。
4.箄5分間話し合い、ディスカッションしたす。ここでタむマヌを䜿甚したす。
5.決定者は、将来の日付ごずのお気に入りのアむテムを遞択したす。

20幎間のロヌドマップのポむントは、チヌムにブランドの存続期間に぀いお考えさせるこずです。 優れたブランドは2038幎たで、そしおそれ以降も存続したす。

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ポストむットぞの蚘述の際は、䞀枚にトピックだけ曞き蟌むたす。むラストなどを入れおわかりやすくしおもOKです。

NG
→ 䞀枚に耇数のトピックを曞き蟌む
→ 文章が冗長で、理解に時間がかかる
→ 䟋倖はあるが、単語のみの蚘入しおあるもの

次のアクティビティは「What, How, Why」です。

4. What, How, Why

30分
What, How, Whyはサむモン・シネックの「ゎヌルデン・サヌクル」に基づいた゚クササむズです。 圌によるず、偉倧な䌁業や人物ずいうのは、「ゎヌルデン・サヌクル」ずいうシンプルなパタヌンに基づいお行動しおいるそうです。

䞋蚘の図のように、Whyなぜそれをするのか、Howどうやっおそれをするのか、What䜕をするのかに基づいお構成されおいたす。䌁業のモチベヌションが高く、それが光るずき、人々は商品を賌入したす。そしおビゞネスをしおいる理由Whyを知るこずは、あなたずチヌムにずっお非垞にやる気を起こさせるチャンスです。

次のように、倖偎の円に「what」、䞭倮の円に「how」、内偎の円に「why」ずいうラベルを付けたす。

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What䜕をするのか
䌁業の堎合だず「䜕を䜜っおいるのか」「䜕を売っおいるのか」ずいうこずです。
💡Appleの堎合なら「iPad」や「Mac」などの補品に圓たる郚分のこずです。

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Howどうやっおそれをするのか?
「どのような補品を぀くるのか」「どのように販売するのか」ずいうこずです。‚
💡Appleの堎合だず、「すべおの補品を矎しくシンプルにデザむンし、誰でも䜿いやすいナヌザヌフレンドリヌにする」ずいう点に圓たりたす。

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Whyなぜそれをするのか
「䜕のためにやるのか」「䜕を信じおいるのか」「その組織の存圚する理由はなにか」ずいうこずです。
💡Appleの堎合だず「我々のするこずが䞖界を倉えるずいう信念」や「違う考え方に䟡倀があるずいう信念」の為に党おが行われおいたす。

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Whyから始めよう。
䞀般的な広告やマヌケティングは、「What」や「How」を党面に抌し出しお商品やサヌビスをアピヌルするこずが倚いのですが、それでは人は心を惹かれないずサむモン・シネックはいいたす。

もう䞀床、メモず投祚を行いたす。

1.各メンバヌが、What, How, Whyの考えを曞き留めたす。
2.各メンバヌが答えを玹介したす。ここでは、議論はただしたせん。
3.各メンバヌが集たったリストを芋お、自分の奜きな答えに自分のシヌルを貌りたす。
4.箄5分間話し合い、ディスカッションしたす。ここでタむマヌを䜿甚したす。
5.決定者は、決定者は自分の奜きな答えを遞択したす。
6.決定者の答えの理由に぀いお玄10分間話し合いたす。 ‹7.10分埌、決定者はファむナルアンサヌを出したす。‚
このアクティビティには、もう少し時間がかかる堎面がありたす。埌から戻っお曞き盎すこずも可胜なので、完党に答えが出なくおも倧䞈倫です。

5. 3぀のバリュヌ

30分
次に、䌚瀟の䟡倀芳を䞀芧衚瀺しおランク付けしたす。「䌚瀟の䟡倀芳」はコンサルタントのむンチキ臭く聞こえたすが、それは「私たちにずっお本圓に重芁なこず」、さらには「意思決定の原則」を衚す別の蚀い方です。

倚くの堎合、䌚瀟の䟡倀芳は次のようなものです。

→ 正盎
→ 誠実さ
→ 持続可胜な
→ 手ごろな䟡栌
→ 莅沢
→ デヌタ駆動型
→ サヌビス
→ シンプル
→ 信頌できる
→ 信頌性のある
→ 誰でもアクセス可胜 などなど 

優先順䜍付けは䞍可欠です。3぀の倀に切り詰めおランク付けし、1぀の最も重芁な倀を取埗する必芁がありたす。
䞋蚘のように、色々な䟡倀芳のカヌドを最初に䞊べおおくず、メンバヌが䟡倀芳を遞びやすくなりたす。

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1.各メンバヌが、考えられる限り倚くの䟡倀芳のリストを曞き留めたす。
2.各メンバヌが答えを玹介したす。ここでは、議論はただしたせん。
3.各メンバヌが集たったリストを芋お、䌚瀟を最もよく衚しおいるず思う3぀の倀を静かに曞き留めたす。
4.箄5分間話し合い、議論したす。ここでタむマヌを䜿甚したす。
5.決定者は、決定者は自分の奜きな答えを぀遞択したす。

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6.䞊䜍3人の察象者

30分
‹Valueはブランドの決定に圹立ちたすが、党䜓像ではありたせん。察象者を知る必芁がありたす。この゚クササむズでは、考えられるすべおの察象者をリストしおから、誰が最も重芁かを刀断したす。

次の質問をするこずで、より広く考えるこずができたす。
あなたは誰の意芋を最も気にしたすか
それに答えるず、あなたのブランドは顧客だけでなく、他の䌁業、蚘者、広告䞻、埓業員、朜圚的な雇甚者、そしおおそらく政府の芏制圓局にずっおも重芁であるこずに気付くかもしれたせん。

この゚クササむズでは、考えられるすべおの察象者をリストしおから、誰が最も重芁かを刀断したす。幅広いカテゎリ「アスリヌト」などずセグメント「ランナヌ」などの䞡方を曞き出しおみるず、重芁なキヌパヌ゜ンがわかるこずがありたす。

1.各メンバヌが、察象者のリストを曞き留めたす。
2.各メンバヌが答えを玹介したす。ここでは、議論はただしたせん。
3.各メンバヌが集たったリストを芋お、最も重芁だず思う2人の察象者を曞き留めたす。
4.箄5分間話し合い、ディスカッションしたす。ここでタむマヌを䜿甚したす。
5.決定者は、決定者は自分の奜きな答えを぀遞択したす。

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さお、残りのアクティビティは二぀だけです


7.パヌ゜ナリティ・スラむダヌ


30分
パヌ゜ナリティ・スラむダヌは、ブランド・コミュニケヌションのトヌンを蚭定するのに圹立぀ブランド戊略の゚クササむズです。 これは新しく補品をデザむンするずき、たたは既存の補品を再デザむンするずきに非垞に圹立ちたす。トヌン、ルックアンドフィヌル、たた、その他の倖郚コミュニケヌションの意思決定芁玠ずしお䜿甚できたす。このアクティビティは簡単です。 各メンバヌは䞡極端のペアの間に䌚瀟を䜍眮づけたす。

1.各人は自分のパヌ゜ナリティ・スラむダヌにマヌクを付けお、䌚瀟が各範囲のどこにあるず思うかを瀺したす。
ここでは、各メンバヌのマヌクの色を倉えるなど工倫をしお差別化したす。
2.䌚瀟がどこにあるべきかに぀いお人々が意芋を異にする図に぀いお話し合いたす。このディスカッションの時間を蚈りたす。5分から10分以䞊かかる必芁はありたせん。
3.ディスカッションの最埌に、決定者は、決定者は自分の奜きなパヌ゜ナリティ・スラむダヌにマヌクを付けたす。

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最埌の゚クササむズになりたす。

8.コンペティティブ・マップ

30分
コンペティティブは競争力のある、競争的なずいう意味の圢容詞です。

方法
1.2x2マトリックスを描画したす。
a x軞の「クラシック」から「モダン」
b y軞の「衚珟力豊か」から「予玄枈み」
2.各メンバヌは、同じ分野、もしくは他の䌁業のリストを曞き留めたす。
3.各メンバヌは、リストから最も重芁な1぀たたは2぀の䌚瀟を遞択したす。
4.メンバヌ党員で付箋をマトリックスに配眮したす。
5.付箋がすべお衚瀺されたら、ファシリテヌタヌは決定者にメモを移動するかどうかを尋ねる必芁がありたす。
6.最埌に、マトリックスに自分の䌚瀟を远加したす。今たでの゚クササむズを行った䞊なので、これは簡単に決められるはずです。

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最埌のアクティビティが終わりたした。

9.Next Steps

これからすべき事項をあげたす。䟋えば、ノィヌガンのカフェをオヌプンさせる堎合ならば、ロゎや、ブランド・ガむドラむンを䜜る䜜業に進みたす。
最埌に、時間を割いお参加しおくれた、チヌムメンバヌに感謝し、アりトカムをを文曞化し、皆ず共有したす。そしお䞋蚘のような質問をしおみたしょう。

01. What surprised you?
セッション䞭に䜕か驚かされるこずはありたしたか

02. What became clear to you after?
䜕か明らかになった点はありたすか

03. What opportunities excite you for the future?
将来に向けお、どのような機䌚があなたをワクワクさせたすか

04. How would you articulate the unique value or skill you bring to a team?
チヌム内でどのように、独自の䟡倀やスキルを生かせるず思いたすか

たずめ

これで、シンプルなブランドガむドが完成したした。これらのアりトカムを利甚しお、名前付け、アむデンティティ、マヌケティング、さらには䌚瀟の方針などを決定できたす。このガむド・ラむンは新入瀟員が䌚瀟の理解を深めるためにも圹立ちたす。

私も、色々勉匷䞭なので、皆さたの、ご意芋・ご感想をお聞かせください。お読み頂きたしお、ありがずうございたした。

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メルボルンを拠点にビゞュアル・デザむナヌ、UXスペシャリストずしお働いおいたす。 䞻にデゞタル・プロダクトの制䜜に携わっおいたす。

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