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🔍️ Research #リサーチ#メモ#デザイン学習

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日々学んだこと、読んだデザイン関連の記事のまとめなどを紹介させていただいています。
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2021年9月の記事一覧

📘️ Book Club:すべてのデザイナーが考慮すべきパッシブインカム戦略

皆さんは、パッシブインカムという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日本ではロバート・キヨサキ氏が執筆した『金持ち父さん、貧乏父さん(Rich Dad, Poor Dad)』で一躍有名になったキーワードです。 パッシブインカムとは?受動的な所得のことを意味します。 最初になんらかの収益化の仕組みを作り、それらを中長期的に保有することで、定期的・安定的にお金が入ってくる仕組みを確立するというもの、言い方を変えると、保有するアセットに仕事をしてもらって、収入を得るということにな

📘️ Book Club:UXデザイン分野における新たな手法ResearchOpsとは?なぜ重視されているの?

ResearchOpsは、UXデザイン分野における新たな手法です。 従来、ユーザー調査はUXデザイナーの役割の一部でしたが、近年では、UXリサーチ、デザイン・リサーチを含むリサーチの運用をDesignOpsにちなんで「Research Ops(operations)=ユーザーリサーチ運用」 と呼び、デザイン経営を行なっている先進企業・組織では、ユーザー調査を最大化する手段として取り組みが行われています。 UXとユーザー調査チームが成長するにつれて、それらを維持するために必

📘️ Book Club:透明性の高いUXデザインとは?透明性を考慮したデザインを施すための5原則

透明性の高いデザインとは、一言で言えば、ユーザーに対して率直で正直であることを意味します。例えば企業にとって不利な事実をあえて隠さずに、素直に顧客と対話する姿勢のあるデザインです。 例えば最近では、企業のビジョンやバリュー・プロポジションを明確に伝えることで顧客の信頼性を求める企業も多くなってきました。この姿勢はあらゆる箇所で求められるようになってきています。 ブランドの透明性は、企業が消費者に提供できる競争力のある交渉チップになりつつあります。 Label Insigh

📘️ Book Club :内向的でのんびり屋でもリーダーになれる? タイプAとタイプBのパーソナリティのガイド

私の働いている会社では年に一度パフォーマンスレビューが行われています。これは上司が従業員の仕事ぶりを評価する査定のことで、外資系企業などで一般的に行われるアセスメント手法です。上司はパフォーマンスレビューを通して、従業員の強みと弱みを見極め、目標を設定して、今後成果を出すために必要なフィードバックを提供します。 私はシニア・プロダクトデザイナーとして仕事をさせていただいていますが、元々はビジュアル・デザイナーでした。またまだプロダクトデザイナーとしてはカバーできていない領域

📘️ Book Club:ワイヤーフレームはもう必要ない?プライオリティガイドとは?

デジタルプロダクトの制作にたずさわった経験がある方々は、ワイヤーフレームに精通している方々は多いかと思います。プロジェクトにおけるワイヤーフレームとは制作時にデザインの土台となるもので、プロジェクトの早い段階で用意されるものです。ワイヤーフレームは「プラットフォームの骨格フレームワークを表す視覚的なガイド」と言われています。 インターフェース要素やナビゲーションシステムを含む、プラットフォームのコンテンツのページレイアウトや配置を表しています。 言い換えると、ワイヤーフレー

📘️ Book Club:デザイン思考は料理のプロセスによく似ている?デザイン思考を成功に導くファシリテーションとは?

現在、多様な価値観や複雑で予測不可能な社会に対応すべく、デザイン思考を用いて、問題解決をするためのファシリテーション・スキルが注目を集め始めています。 デザイン思考ファシリテーターとは? 皆さんは、明確な結論がでないままにタイムアップでミーティングが終わってしまい、なんだか時間の無駄ではなかったのかと思ってしまった経験はないでしょうか? ファシリテーションとは一言でいうと「ミーティングを円滑に進める技法」のことです。ファシリテーションの役割を担う人のことをファシリテーター