うつになって、初めて頼られたこと
私がうつで休職していることを隠さなくなり少しずつ元気になりだすと、友人から今までされなかったような相談をうけることが増えました。
「仕事をしていると、息が苦しくなることがある」
「朝、仕事に行こうとすると涙が止まらない」
「ベッドから起き上がることができない」
いつも笑っていて、根性があって気の強いイメージの友人ばかりでした。そういうイメージを持たれている友人だからこそ、今まで誰にも打ち明けられず苦しんでいたのかなと思います。
最初は「大げさだなと思うんだけど‥w」と冗談っぽく話しだしていても、途中から涙が止まらなくなって話すことができない子もいました。
友人たちはみんな「ネットで調べてみたら精神科行ったほうがいいって書いてはあるけど‥」と精神科に行くことについて不安がっているようでした。
この相談を受けて、少し前の私を見ているようでした。
「仕事が辛い。というか全部辛い。なんかおかしい。でも誰に言えばいい?誰に相談すればいい?精神科?でもそれっておおげさじゃない?ただ落ち込んでるだけかも。変に思われたらどうしよう‥」
これって多分本当に多くの人が抱えてる不安なんじゃないかなと思います。「もう少し早く誰かに助けを求めてたら‥逃げる方法を知ってたら‥」と最近の私は思うのですが、普通に生活していたらなかなかそれができません。
「病んでる」とか「メンヘラ」とかいう言葉が無駄に乱用されているのも原因だと思ってます。そうやって言われるのが怖かったから、実際に通院しているような人にしか頼ることができなかったんじゃないかなと思います。
私としては、もっと精神科やカウンセリングなど、精神的に疲れてしまった人が相談できる場所が広まってほしいと思います。広まってほしいというか、身近になってほしい。ハードルが低い場所になってほしい。多くの人がそう言っていますが、自分も大切な友人も傷ついた今、私も本当に強く思います。
私は今お休みしているので、毎日生活することでいっぱいいっぱいです。ですが、働き出してお金ができたらカウンセリングを受けてみたいと思っています。カウンセリングを受けたら、悩みを打ち明けてくれている友人だけでなく元気そうに見える友人にも「カウンセリングを受けてみたよ!」と話そうと思っています。
実は少しずつメンタルヘルスについても勉強を始めています。どういう形で生かしていくかは未定です!でもこういう病気になって休んでいる私にしかできないこともあると思うので、少しずつですが頑張ります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?