手帳いろいろ
手元に過去のダイアリーが溜まってきたので振り返り。自分で製本したものが多いんですけど、なんだかんだで代表的なメーカーのに一度は手を出していますね。
初期のころ使っていたのがこの手製本ノート(No.2)です。最初から手製本かよ、ハードル高いよ、っていう感じですが、ハンドメイドノートを大量につくっていた流れで(それなりに需要があったので以前はminneで販売していました。いまはもうやってないけど、ライフライクボックスなどの紙ものイベントに少し出しています)、手帳を使ってみようかなーという気を起こした記憶があります。このかけがえないのない日々を記録しよう、とかそんなたいそうな目的があるわけではなく、ミュージアムの半券とかショップカードを貼り付けるなにがしかがあると、しまい場所が決まって便利だな(ものの住所を決めるは収納の常識)、という程度です。もともと、予定は記憶できるし、どうしてもの場合は付箋に書いて壁に貼り付けとくから手帳いらない派だったので。打ち合わせでも何もメモしないし…
そもそも見せる用の日記なんぞ書いていないので、ぎりぎり見せられるページを探すのが大変でした。見せる用日記つくっても面白そうですけどね。ただそれほぼ仕事みたいになる…
それで、ほぼ日手帳で学習したこと(1日に1ページもいらない…)を次に活かそう、と思って、こういうのなら続くのでは、ということを実験してみる。
その次の年、このスマホ時代、1日1枚くらいは写真を撮るだろう、と想定して、写真ファーストで設計してみたのがこれ(No.5)。1見開き1週間で、区切りに上寄せで正方形写真を貼り付ける(角ガイドあり)と、下がちょうどメモ欄になって、ポラっぽくなるという。位置を固定しているので、とにかくレイアウトを考えなくてよいのが最大のメリットでした。書くところも少ないし。見開きだと8枠置けて、1週間だと1枠余るので、そこが備考スペースにも使えるし。
結論として、わたしみたいにダイアリーの素質がないひとは、見開き2週間か、写真固定で見開き1週間くらいが最適、てとこでしょうか。A6サイズソフトカバーでつくると、一般的な文庫本カバーをはめられるので、汚れよけとか、気分でガワを変えたりなども可能になります。製本できなかったら、無印の文庫ノートを使うという手もあります。
気に入って買っておいたけど使い途をなかなか思いつかなかったトラベラーズノートを、ダイアリーに転用してみた年もありました(No.3)。このときは、通し日付をプリンターで印刷したものを、ノートの小口側に貼って使いました。トラベラーズノートは縦の長さがちょうどA4の横幅と同じ210ミリなので、横長にずらっと配置して短冊みたいに切っていくと楽です。小口側に貼ると、ノド側をフリーに使えるし、いざとなれば隣の週に越境できるという猶予があってよかった。1ページ1週間として、ちょうど1年分のページ数があったので(計算されてる?)、無駄もなかったです。まあ、素直に日付入りのトラベラーズノートを使ってもよいかと思います。
1回だけ気まぐれにロルバーンだった年もありました(No.1)。A6サイズをメインにするならこれでもよかろうと。ロルバーンのいいとこは、ページが余ったら外して、メモなど他のことに使えるとこですね。貼り付けたもので膨らんでも、ページを抜くことで厚さも調節できる。ページたっぷりあるけど、じつはダイアリーのページ余らせる傾向のあるかたに向いているかもしれません。罪悪感がない。
いま使ってるのはA6サイズの手製本ノートで、何年間かかけてだらだらと使っているものです。ほぼ、スクラップブックに貼るほどでもない紙もののしまい場所です。今年は、年明けにネットプリントで配布してたタグカレンダーを次ごとに貼り付けて、いちおうの区切りにしてます。
以上、あまりダイアリーを書く気がない人間の試行錯誤でした。なんでそこまでして、っていう感じですが、完全になしにしちゃうと、微妙な立ち位置の紙もの(柄は趣味ではないけど記念になるものとか)を残さなくなるし、しょうもないスナップも撮らなくなるので、なにかしらあったほうがいいんですよね。いまは写真に日付が残っているので、あとででっち上げようとすればどうにでもなります。便利な時代です。
あと、過去の手帳を見てて思いましたが、どこかわかりやすいページに、その年あったこととかはまったこととかを、簡単に箇条書きにしてまとめておくと、冊数増えても探しやすいですね。
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