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言語と宇宙

言語の数だけ宇宙がある

テレパシーで意思疎通してい時代には、一つの宇宙しか存在しなかった。

神がいる、それを頂点とすると、次元はピラミッドのように、高次元から低次元へとヒエラルキー構造だ。

高次元になると中心に近づき、個性は集約され、無くなっていく、みんな神になるから。愛という一粒になる。

反対に、次元を落として多階層すればするほど底辺は広がり、個性が生まれて、多様化してゆく。

テレパシーは、高次元で、細分化できない。
そこで、テレパシーを、使えなくして、それぞれに言語を発達させた。

意思疎通には言語が必要となり、しかも言語は多種多様に分化し同じ星に居ながら、通じない世界が出来上がった。

宇宙を、現す言葉が、言語の数だけ誕生し人の想像によりその宇宙はそれぞれに大きく成長した。

結果、宇宙は、全体として大きくなった。

地上では、徐々に人の往来と合流、貿易、戦争などを繰り返し、言語が集約され、そのうち統一されるだろう。そして、また、テレパシーで分かり合える世界となる。これは、アバターや、意識をインターネットで繋ぐ事で起こるこのなのかも知れないが、
高次元にと同じ状態となる。
言語によって想像された宇宙は、吸収合併して、大きな一塊となる。しかし、個性は失われていく。

知っているだろう!みんなも、それぞれの民族衣装どれほど個性的であるか!どれほど独創的であるか!
現代のフッションですら、民族的個性から着想を、オマージュしているに過ぎない。

言語も同じなのだ。

そして宇宙もまた同じ。

神が宇宙をつくり、そこに住む我々が新たな宇宙を、創造する。そうやって、宇宙は、大きくなる。
統一されつつ有る我々人類は、さらなる宇宙の創造のために、少なくとも二つ以上に分裂し新たな宇宙を創造することが、求められる。

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