「ラップが上手い」って何!?
こんにちは!お久しぶりです!
韻大好きラッパーのNokeです。
ラップが上手くなりたい!という方やラップについてもっと知りたい!という方向けに記事を書いております。
今回は、タイトルにもある通り、「『ラップが上手い』って何!?」について記事を書きます。
ありがたいことに僕の曲やライブを聴いてくださる方々から、「Nokeくんラップ上手いよね!」と言ってくださることが多いです。
ラッパー仲間との会話の中でも「この人ラップ上手いなあ!」と僕もよく口にします。
僕はふと思いました…。
って。
若者がよく使う「ヤバい」と同様に「ラップが上手い」という抽象度の高い便利な言葉を使っちゃうけど、実際どうなの?って。
これが分かれば、
・ラッパー視点では、自分の特徴や流行りのアーティストの傾向が分かる
・リスナー視点では、自分の好みやアーティストの分類が明確になる
というメリットがあります。
この記事が、少しでも皆さんの音楽生活のプラスになればと思います。
是非最後までお付き合いよろしくお願いします。
「ラップが上手い」の3要素
僕なりに、「ラップが上手い」を3要素で定義付けました。
それぞれについて簡単に説明していきますね。
①歌唱技能について
歌唱技能とは、韻やフロウ、声質、声量、リズム感等をさします。(韻は作詞ですが、ここにまとめさせてください🙇♂️)
「ラップが上手い」と言って一番初めに思い浮かぶのはこの部分ではないでしょうか。HIPHOP"MUSIC"という音楽である以上、外せない部分ですね。
韻が固いから上手いのか、フロウのメロディがキャッチーだから上手いのか等々…ラッパーの個性が如実に出る所です。
詳しくは、後日別の記事にまとめようと思います。
②人間性やライフスタイルの
格好良さについて
HIPHOPを聞く中で、曲中に表現されたラッパーの生き方や考え方にときめきや共感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
著名なラッパーを例に挙げると、
BADHOPは、川崎市の保育園からの幼馴染のメンバーを中心に結成されたグループで有名ですよね。
川崎特有の土地柄や生活環境の中で育ってきた彼らだからこそ生まれるリリックに心揺さぶられますね。
「泥水からchampagne」
かっけえすね🙆♂️
Noke個人的には、KREVA氏を敬愛しております。
KREVA氏の、真っ直ぐな自分の中の軸をどこまでも貫いていくスタンスに憧れます。
③言葉が作る世界観について
こちらは、歌詞の中の詩的な表現についてです。
ラップ以外の歌でも言えることですが、言葉の持つ色に共通項があると、それらが特定の色を持った世界観を形成することがあります。
著名なラッパーでいうと、
志人氏の『ニルヴァーナ-涅槃寂静-』では、
と、一つ一つは特別な言葉でなくとも、志人氏のどこか神聖で清らかな世界観がその言葉達によって作り出されてますよね。
①②③が揃うと…
①②③の集合体が人々の心に響いた時、「パンチライン」が生まれると思ってます(Noke的解釈)。
もちろん、これ以外の条件でも生まれますが、①②③が揃うとパンチラインが生まれやすいのは確かです。
ZORN氏の『Don't Look Back』では
①韻も固い上に種類も豊富
②家庭を大切にする生き方を反映
③②を表現する為の言葉選び
完璧ですね!
まとめ
今日は、「『ラップが上手い』って何!?」というテーマで記事を書きました。
ラップに触れる時に、今回の記事のようにより解像度の高い見方で聴くことで様々な発見があります。
みなさんも、
ラッパーなら自己分析に、
リスナーなら好きなアーティスト分析に
役立ててみてください。
他にもラップについて書いた記事があります。👇👇👇
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Nokeでした!
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