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アトピー日記:11日目

今日は雪が舞う寒い日だったのですが、一年発起して遠出。
かかりつけではない病院に行ってきました。
まずはアレルギーの検査に詳しそうなDrのいらっしゃる皮膚科:とてもいい先生でしたが、かかりつけ医ではないことと遠方であることを理由に、相談したことにのみ対応してくださるスタンスでした。
昨年の血液検査の結果を持参したところ、シラカンバがアレルゲンではないという結果をみて、豆乳アレルギーは否定していただき、気にせず食べてくださいとのこと。炎症よりも痒みが強いようであればミチーガもいいのではないかというご提案をしていただき、かかりつけ医に相談するようにすすめられました。ステロイドもこの時点ではちゃんと塗りたいような気持ちにもなりました。

寒いので、お昼はおいしいものを食べたい!っとスパイスカレーの店に入ってしっかり腹ごしらえ。
そして次は中医学の漢方で保険診療でみられるDr:クセが強めだとは聞いていたのですが、診られたのはアトピーの皮膚ではなく、手のひらと舌。診察室の中に他のアトピーさん(男性)が顔に針しながらこっち向いてるし、そら肌出せないよね。しかもスタッフさんみたいな方にもアトピーさんがいらしゃって、なんかそういうかんじでした。
そしていきなり入浴とシャワー禁止を伝えられ、ステロイドなんか塗ってんのか、あんなん塗ったら全身に拡がるんや、あかんでと。そして食べ物もどれだけあるねんっていうぐらい禁止でした。その書いてある紙がくしゃっとよれっとしててそれをいただいたんだけど、チョコレートは一生食べてはいけないらしい。で1週間分の漢方処方を飲んで1週間後にまた来てくださいとのこと。ずいぶん違うよと言われました。いきなり脱ステして漢方1週間分でもう良くなってるんでしょうか。。。と思いましたし、免疫の強い薬も飲んでるしそれを問診にも書いてるけど、そこは触れられることもなく、でも、なにか言える雰囲気でもなかったので、すべてYESで。
Rp:
当帰飲子、白虎加人参湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、加味逍遙散、附子末、消風散のMIX

ここ数年、中医学的に診てもらったときに、結構当帰飲子、白虎加人参湯、加味逍遙散はかぶることが多いので、やっぱり証としてはそういうかんじなんだろうなと改めて思いました。漢方薬は飲みます。お風呂は今日はとりあえずがまんするけど…と思ってます。

そして3軒目はビオチン療法をしている皮膚科:とてもりっぱで最新の病院でびっくりしました。皮膚科の今日診ていただいた先生はたぶん午後診だったため、大先生みたいなちょっと年配のとてもやさしいDrでした。本当は若い女の先生のほう(たぶん娘さんかお嫁さん)がよかったんだけど、3つも同じ日に行こうとしてるから到底無理で、そうなりました。ビオチンの量が知りたかったのですが、
Rp:
ビオチン散 2g 分3(掌蹠膿疱症だと3g 分3だそう)
ミヤBM  3g 分3
ハイシー顆粒 3g 分3
でしたので、通常の処方量よりもビオチンは多めの倍量でした。これも収穫。

丸一日病院をはしごして、本でもDrでも、先生によって言うこと、書いてること、全然違うし、病気はひとつなのに、ここまで言うこと全然違う病気ってあるのかなぁと思いました。何が正しくて何が間違っているのか、患者は悩みが深まるばかり。

とりあえず、今日は自分の心に響いたところ、残ったところだけ守ろう。



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