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パン屋の単発バイト中に考えたこと

こんにちは!のじです。

本当はカンボジアのインターンについて投稿しようと思っていたのですが、それよりも先に書きたいことができてしまいました。今日のテーマはタイトルにもある通り、パン屋の単発バイトについてです。

先日、某パンメーカーの工場で単発バイトをしてきました。工場でバイトしたこともありませんし、単発バイト自体が初めてでした。今すぐお金が欲しかったのと、工場で1回くらい働いてみたいと思って申し込んでみました。大人の社会科見学みたいな笑。

当日は18時から朝の5時までで、途中1時間の休憩をはさんで、合計10時間の勤務でした。僕は中華まんの生地をこねて、機械に入れる作業を延々と繰り返しました。最初は慣れない作業ですし、社員の方にいろいろな指摘をされて難しかったのですが、繰り返していくうちに何も考えなくてもできるようになっていきました。現場にあった時計をちょこちょこ見るのですが、なかなか時間が経ちません。身体は使っているものの、頭は暇なのでいろいろな考え事をしていました。今から書く内容を綺麗事だと思われる方もいるかもいれませんが、単発バイト中に自分が本当に感じたことです。

一言で言うと、自分を育ててもらった人・環境に感謝する気持ちが一層強まりました。生地をこねる作業をしている人がどうしてそんな気持ちになったのかよく分からないと思いますので、以下詳しく説明します。

先程書いた通り、当日は10時間の勤務でした。1日働いただけでもこんなに疲れるのに、5日連続で働くってどんなに大変な事なのだろうと思いました。塾のバイトを始めてから、お金を稼ぐことの大変さを少しずつ理解し、実家に帰った時は親に「いつもありがとう」と言うようになりました。しかし、その「ありがとう」は毎日長時間働いている親の本当の苦労を知らずに言っていたと思います。中華まんの生地をこねながら、親が日頃頑張ってくれているのに、自分は何をしているんだろうと感じた瞬間もありました。もちろん自分なりにやることはやっていますが、ぼーっとして時間が過ぎてしまうときもあるし、遅くまで寝てしまうことも最近は多いです。自分がそうやっている裏では、親が一生懸命働いている。そう考えたら、なんか情けなくなってきました。さらに、自分は「休学したい」とか、「海外でインターンがしたい」とかわがままばかり言ってるのに、親はそれを受け入れて、とても応援してくれています。そんなことを考えてたら、感情が込み上げてきました。自分がいかに恵まれた環境で生きているのかを改めて実感しました。

僕はアルバイトで稼いだお金で友達と飲みに行ったり、自分の勉強に使っています。つまり、そのお金の使い道は常に「自分」にベクトルが向いています。しかし、親は違います。自分が欲しいものよりも「家族」の為に自分が稼いだお金を使っています。どんな人にとってもお金の重みは同じです。親だって自分の欲しいものに使いたいはずだけど、自分たちのために使ってくれている。高校生までの自分はそれに気づくことができなかった上に、親のやってくれたことに文句を言ったり、反抗したりしたことが何度もありました。反省しています。親は本当に凄いと思います。

親を筆頭にたくさんの人に助けられて今の自分が生きているということを噛みしめなければなりません。そして、海外インターンをするために1年間の休学をすることを許してくれたことを最大限に感謝して、一生懸命頑張りたいと思います。海外インターンを最後のわがままにします。もうこれ以上わがままは言いません。大学生の自分ができることは、自分が頑張っている姿を見せることだと思います。感謝の気持ちを行動で示していきます。

まさか単発バイトをしてこんなことを考えるとは思いませんでしたが、海外インターンに行く前に自分を見つめなおす良い機会になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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