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「思ってたのと違う」未来へ。

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「思ってたのと違う」のにそれでも未来は来る、という人をたぶらかす言葉達。
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記事一覧

服毒

資本主義が正しく機能するためには、交換可能な価値と資本のルールが共有されていないといけな…

野地海月
6か月前
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働く面白さの格差

業務の格差は、その賃金と同等かそれ以上に面白さに格差が生まれているのではないか。その中で…

野地海月
10か月前
4

アニバーサリー

建設工事のために組む足場のように、最終的には解体され、最終成果物には一切関係ないが必要な…

野地海月
11か月前
6

ただ足を放り出していく。それを人がやるから、前進という。

近所にマンションが出来た。 工事していた時は付近に囲いがされ、作業をする人が集まり、むき…

野地海月
1年前
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貴方も機械に仕事を奪われずに働き続けられる

chatGPTの話題に限らず、AIの進歩は目覚ましく、人の労働にも変化があると言われている。AIは…

野地海月
1年前
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Waterfall

At last結局のところ、君よりも仕事ができない人がいるから、君の仕事はある。君より優秀な人…

野地海月
2年前

電脳コラージュ図書館

マガジン『「思ってたのと違う」未来へ』は、論文では無いので、僕はかなり好き勝手に話を端折り、丁寧さを欠いた書き方をしている。そして言わずもがな、僕の文章・思想は僕に影響を与えた文章たちからコラージュされて出来ているにもかかわらず、僕はその出典をほとんど記載してこなかった。 本来的には、そうした出典を並べた方が、そしてその出典に触れた読者たちの中で新たなコラージュが出来ていく方が、僕の文章の理解は進むし、お互いに楽しいのではと思う。なので、今回はそうした出典となり得る作品たち

大野の果てのパーティー

私たちがこの果てしない荒野で、最悪なパーティーをし続けている中で、それでも生きていかなけ…

野地海月
2年前
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未来への展望2022 ~身体性、物流、公共性~

12月頭、柚子を頂いた。会社の人からだ。どこかに自宅が実在し、その自宅の庭には柚子の木が…

野地海月
2年前

語る事についてのメモ

「ガルパンはいいぞ」はコンセントレーションエコノミクスの中で死んだ。 作品について、僕ら…

野地海月
3年前
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「思ってたのと違う」未来へ!

誰かが未来を変えていかなければならない。 思っていた通りの未来で”「思ってたのと違う」未…

野地海月
3年前
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光さす庭 ~メモ~

もちろん、ヴァンパイア城を作ってはならない。だが、完全な野外劇で、オープンに構える事はい…

野地海月
3年前

明日という光待つ暗闇に、劇場に

いずれ、スタァと対峙しなければならない。舞台に立つにせよ、観客になるにせよ。私たちは向か…

野地海月
3年前
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存在しない"戦場"たち

話題の新刊「存在しない女たち」を読んだ。それは確かに「存在しない女たち」の物語であったが、同時にそこには、「存在しない戦場たち」の物語もあった。私たちは、来るべき未来のため、架空の戦場から脱するため、(部分的には)正しくジェンダーからexitする必要がある。 本書の特徴なるほど評判の事はある、気合の入った一冊だ。現代社会において如何に女性が「考慮に入れられていないか」を念入りにデータとして持ってきている。読むと驚く事だらけだ。如何に「客観的」とされる視座が、本人たちの気付け