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REUTERS(20240527)韓日、異例の三者首脳会談開催 | ロイター

Korea, Japan hold rare three-way summit | REUTERS

中国、日本、韓国の首脳は、4年ぶりにソウルで三か国間の会談を行いました。経済貿易、科学技術、人々の交流など6つの重要な分野に関する共同声明を採択すると発表しました。リー大統領はこの会談を「再スタート」と「新しい始まり」と称賛しました。東アジアの経済強国である中国と米国との間の緊張が高まり、貿易と安全保障の対話が厳しくなっています。中国は台湾を主張し、南北朝鮮の核・ミサイル拡張を抑えるための国際社会との協力を求めています。韓国と日本の外交官は、重要な発表がなくても、三か国間の関係を活性化するのに役立つと述べています。

中国、日本、韓国とサプライチェーンについて協議

China Discusses Supply Chains With Japan, South Korea

最近の首脳会議では、中国は韓国と日本に対して戦略的自主性を維持し、多極世界を支持するよう促しました。これは、米国との貿易政策での同盟を避ける中国の姿勢です。米国は、中国へのチップ製造設備の輸出制限を求める一方で、日本はすでに一部の規制を導入しています。会議では、安全で安定した供給網と透明な貿易・投資環境を維持するという合意に達しました。また、2019年以降中断していた自由貿易協定の再開も合意されました。中国は韓国のサムスンの社長とも会談し、外資企業への投資環境を整える旨表明。一方、日本には、放射性汚染水の海への放出や歴史問題、台湾問題の適切な取り扱いについて厳しい姿勢を示しました。これにより、自由貿易協定の交渉に影が差し込みますが、日本は中国からの国営企業への優遇措置と補助金の撤回を求めています。

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