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「誰も教えてくれない美容師独立」

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美容師が独立前に知っておいた方が良い事をまとめています。 知識を得ることで将来の選択肢が増えます。 ☆独立したい ☆融資の知識がない ☆独立は目的ではない、独立してからが大切… もっと読む
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#美容室求人

店名

店名

お店の名前や意味って...お客様に覚えて欲しいですか?

基本、僕はどうでもいいと思っています。

もちろん覚えてもらえるなら覚えて欲しいが、

こちらから「アピール」してまで覚えて欲しいとは思わないです。

店名を覚えていようがいまいが、

うちに「ご来店いただければ」それでいい。

「再来店いただければ」なおいい笑

よく見るのが

「美容室 ○○○」

が一番大きく1番目立ってしまっている広

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美容師寿命

美容師寿命

「美容師寿命があるのかないのか?」

皆さんはどうお考えですか?

僕はよく考えるテーマです。

ただし、答えを出すべきものではないと
考えております。

経営に正解がないのと同じように、
議論をする事にこそ意味があり、
明確な答えは決して出ない事だと思うからです。

また、男女の違いも大いにあると思います。
女性は山野愛子先生などに代表される
生涯現役の歴史もあります。

男性の場合、前例があま

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自分の進みたい道は?

自分の進みたい道は?

「美容師は天職と思いますか?」

と質問された時、

皆さんは胸を張って「はい!」と言えますか?

何年も美容師という仕事を続けてきた人の中でも
「天職」と言える人ってごくわずかだと思います。

「とにかくお客様の髪を通して喜んで頂ければそれだけで幸せ」
と心から思う事が出来る方だけが美容師を
「天職」だと言い切れる人だと思います。

それ以外の方は、心のどこかで
「今の日常が一生続くなんて無理か

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働いてるサロンへの不満

働いてるサロンへの不満

【働いてるサロンへの不満】

「サロンをなんとか良い方向に変えようと努力している」
「人間関係が上手くいかない」
「不満やストレスが溜まる」

そんなお悩み相談が経営者・スタッフ双方からDMやオープンチャットで来ます。

お店側からすると
大事に大事に育てた大切なスタッフがやっと稼いでくれるようになった矢先、

「あの〜お話が…実は退社したいのですが...」

スタッフ側からすると

「育ててくれ

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立場によって借入の意味は変わる

立場によって借入の意味は変わる

借入(借金)…

あまりいいイメージありませんよね?
極力したくはない。 
毛嫌いする方も結構多いのではないでしょうか?

でも、単なる借金と各種ローン、
事業資金などはそれぞれ全く違った扱いをされます。

一般の方でも住宅ローンやカーローンなどは
比較的身近な存在だと思います。
これらの借入(借金)は比較的組みやすいという
特徴があります。

頭金や年収、勤務先の信用にもよりますが、
そもそも購

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自己資金100万円のリアル融資額

自己資金100万円のリアル融資額

☆最近の傾向

自己資金100万円で受けることができる融資金額は1000万円くらいが限度ですという投稿をを以前書きましたが、

最近は融資面談での自己資金の重要性が以前よりも増してきています。
 
以前は創業計画書をきちんと作成し、
『なるほど』と思ってもらえるような計画であれば、自己資金100万円であれば600万円くらいの融資を受けることができていました。

最近は、融資金額の20%以上は自己資

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リスクマネジメントと店舗規模

リスクマネジメントと店舗規模

独立するにあたって、長期に利益を出しやすくリスクマネージメントも含めた規模を考えていきたいと思います。

僕は美容室の経営形態は

「年数と比例してリスクは増す」

と思っております。

夫婦サロンやオーナースタイリストのみの形態、
スタッフもいて現状では利益を出していらっしゃる形態でも
やはり
「年数とともに集客力や求人力・情報力が著しく減る」
というのが、
長期的にみてネックなのは間違いありま

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物件取得費と融資

物件取得費と融資

今回は「誰も教えてくれない」物件取得と融資のポイントについてです。

融資を申し込む際、
「重要事項証明書」といったモノの提出を要求されます。

これはテナント契約が済んだ後に発行されるものなので、店舗取得費用を支払うまで貰えません。

融資審査をする場合に立地や家賃がわからない事には
金融機関もなんとも判断しようがないため、必ず要求してきます。

とはいえ先に不動産契約を済ませてしまうと、融資が

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損益分岐点

損益分岐点

これから独立される方々はなんとなくは
理解されていることだと思います。

簡単に言ってしまえば、
「ココ以上なら黒字 ココ以下なら赤字」の
「ココ」の部分の数字です。

美容室を経営維持していくには、売り上げの中から
様々なお金を支払っていかなければなりません。
家賃・人件費・光熱費・広告費・材料費等など…。

きちんと理解していないといわゆる
「どんぶり経営」に陥ってしまいます。

長期安定経営

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企業生存率を美容業界に当てはめる

企業生存率を美容業界に当てはめる

企業生存率、聞いたことありますよね?

企業が10年後に生き残っている確率…

「10%以下😰」

ただ、この生存率って実際どうなんですかね?

中小企業の90%以上が、
起業から10年以内に倒産してるって事ですよね?

美容室なんてほとんど
中小企業にもなれない個人事業レベルが大半ですから、
オープン10年以内に相当数潰れていないと計算が合わなくなります。

みなさんの周りではどうですか

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自己資金100万円での融資最大額

自己資金100万円での融資最大額

前回の自己資金100万円を
なぜ最低目標にしたかの続きです。

日本政策金融公庫の新創業融資制度によると、
想定している創業資金の1/10の自己資金、
創業資金1,000万円を想定していれば
100万円の自己資金が必要となっています。

つまり自己資金100万円+融資金額900万円で
創業資金1,000万円ということになります。

ただ、満額の融資を受けるためには、
相応の資料を用意しなければなり

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独立資金の貯め方

独立資金の貯め方

独立はお金が無ければできません。
身内に余裕があり借りるという方は別ですが、
どちらにせよ
経営をしていくのに計画性が必要です。

計画的に自己資金を貯め、
独立に至った方はその能力が優れている為、
堅実な経営をする事ができます。

ボーナスが無い美容師が
貯蓄する事は本当に大変ですが、
まずは「100万円越え」を目標にしましょう!

なぜ100万円を最低と目標にするのかは次回投稿で!
独立に向け

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創業計画書(事業計画書)について

創業計画書(事業計画書)について

創業計画書は
美容師に限らず独立を志した際に
必要になってくるものです。

もちろん僕も創業はもちろん事業計画書は
沢山作りましたし、
これからも作り続けます(遠い目👀)

なぜ必要かといえば、理由は2点

Ⅰ.「金融機関に提出を求められる」

独立する際に多くの方が融資を受けると思いますが、融資を受ける際に必ず求められます。

テンプレート(雛型)が各金融機関にありますので
その書式に沿った形

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自己資金(連帯保証人はおすすめしない)

自己資金(連帯保証人はおすすめしない)

独立資金・融資についての続きです。

そもそも融資はおりる?
自己資金はいくら必要?

この辺りを掘り下げていきます。

☆融資について

前回の投稿にも書きましたが独立時の融資ですが、
銀行よりも日本政策金融公庫を
ご利用される方が多いと思います。

公庫には無担保無保証融資というものがあり、
個人的にはこの融資をご利用する事をお勧め致します。

何故かと言うと保証人や担保をつける事は
あまり賛

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