しばらく荒れ模様の予感

取るに足らないものではありますが経済人としてここ数日のことは記しておかなければならないのでしょう。
まず、日銀がマイナス金利政策を解除します。

17年ぶり、だそうです。私の経営者歴の過半はマイナス金利政策下にあったと考えると、私の経験が「一般的」なものなのか疑問を感じます。再構築が必要なのかもしれません。
一方で、実際の金利上昇は急がないとのコメントもあったことから対米ドル円相場は下落、147円前後だったものが151円ほどにまで下がりました。

そしてFRBの政策会合が行われ政策金利据え置きの決定がなされました。

むしろ日銀の発表のタイミングが合わせた(先手を打った)ものではないかと思いますが、その結果円相場は150円程度まで戻しまし、NY市場のダウ平均株価は史上最高値を更新しました。

現在、中小企業の経営環境にもっとも影響力のあるのは「物価高」ではないかと感じていますけれども、円安はその点で物価動向や消費者心理に大きな意味があるように思います。
しばらく「波が高そう」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?