勝手に踏み込んで勝手に不満に思うのに…

考察を深めておいて、実際にそうなったときにどういう態度・対応をとるか自分の中に持っておかないと、と思っていること、もうちょっと率直に言えば「モヤっている」こと。日課で書いているここに書くテーマはいくつもある中、今日この日、ということもあって記しておきます。

知りたいと思われてしまったことと顧客満足。
顧客が「知りたい」と思ったことに、事業者はどこまで対応するか。
顧客が知りたいと思ったことが、機密情報である場合、非公開情報である場合、当然お知らせできない理由を説明してご納得いただこうとするしかないわけですが、納得するかしないかはお客様次第です。要求の(非)合理性とそれが満たされないことによる顧客満足の低下というのは別なこと、顧客満足が低下するのは当方としては不本意、不条理ですが仕方ありません。別なところで取り戻すしかないのです。

とくに「知財」を付加価値創造の源泉とするソフトウェア事業においては情報管理は最重要事項のひとつです。不条理な「踏み込み」に適切に対応しつつ、顧客あっての商売との両立をはかっていく。「防衛」というのはおしなべてそうですが、執行現場の端々まで周知と徹底、マネジメントをしっかりと執り行うことが肝要です。

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