大きな存在に対する青くさい期待

紛(まが)りなりにもこの業界で経営に携わるものとして、この日記で今週触れておかねばならないのはこの話ではないかと思います。

自分の意見のありどころ、ありようをまとめるにはもう少し時間がかかりますが今週最後に論点整理だけはしておこうと思います。

  • 通信事業水平分業の終焉

  • ゼロレーティングを忌避した矜持はどこへ

  • それでも、先立つものが無ければ…

  • 「最先端通信基盤」回復、盟主への期待

  • で、なぜ金融なのか

この日記でも繰り返し触れていますが、「ICT」業界エコシステムの事業バックヤードの事情は「IT」と異なっていて「IT」業界と競争関係にあると考えています。
ドコモはじめNTTグループはその頂点にある企業群で、業界のブランドイメージを牽引する存在です。
本業「ICT」で事業ひいては業界エコシステムに持続(成長)可能性があり、社会基盤として遍(あまねく)く多くの産業に対して公平に付加価値を提供する姿勢を示し続けてほしい、などと青くさいことを思ってしまうのでした。

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