ネットネイティブの視界

今日はある高専で若い方々に向けてお話をする機会をいただいています。
たいへん責任の重いことで緊張しますが、とてもやりがいのある楽しいことでもあると思っています。
資料をつくったり、原稿を書いたりしながら、やはり気づきがあります。
自分が、長い時間の中でつくってしまった「思い込み」、固まってしまった「視座」のようなものがありますね。
とくに今回気づいたのは「所与のもの」、インターネット社会が所与のヒトとそうでない者との視野・視界の違い、でしょうか。

その時間、過程に関わってきた老人私にとっては、パッと思い浮かぶ視界が、所与のものとして見るそれではないのです。
所与のものからの視界を得ようとすると、かなり苦労します。
もしそんな話をインターネットネイティブな方々の前でしようものなら、なぜその視界を得るのにそんなに苦労する?時間のムダでは?と呆れられそうです(笑)。

まぁ、それでもそこに気づけたのは今回大きな収穫で、私個人としてはすでに取り組んだ甲斐があったと思っていますが、今日これから私の話を聞く方々にとってはどうでしょう?
有意義な時間になってくれると良いのですが。精一杯がんばります(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?