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次女の卒園式が終わりました!
ずっとずっと楽しみにしていた幼稚園の卒園式。
号泣必至と噂の大イベント。
泣きたい。感動の一ページを刻みたい。
前日には「例年ハンカチでは足りなくてタオルが必要だったと聞きます!」
とクラスlineに送られてきて、待ってましたとタオルを二枚持って行きました。

まずは校長先生のお話、当たり障りなし。
卒園証書授与からの将来の夢語り、言葉に詰まっている次女にハラハラ。
「皮膚科の先生になりたいです…………痒い人を治したいからです」
そんなに皮膚科行ってないのにどうした?
今お尻が乾燥して痒くなってるから……??
証書をゲットした後、テクテクこちらに歩いてやってきて母親に一言言うという流れで、
ひとつ前ののお友達は
「大変な思いをして産んでくれてありがとう」
なんて言ってお母さんをホロリとさせていたぞ!
さあ、なんて?!
「……いろんなところに連れて行ってくれてありがとう」
そうだっけ?
あまり自覚がなかったためホロリよりハテナマークが浮かんでしまった。
ホロリ準備万端だったはずが……!
その後、在園児の歌。
数人とんでもない声量で音を外し続ける強者がおり、歌詞がわからない。きっと感動的な歌詞だったんだろうが、本当に聞き取れない。ギギギギギギ。

その後、卒園児の「楽しかった~運動会~」みたいなコール&レスポンス?
もグッとくるポイントっぽかったのですが、これまた声量が小さく何を言ってるのかイマイチわからない。やっぱりマイクって大事だね。今更ながらマイクという発明に感謝。

最後は卒園児の歌!
これは来た、来たぞ!ハンカチ君、君の出番だよ。
集中集中!
……この曲なんだ?
「ね」
という曲らしいのですが、たぶんかなりいい曲っぽい。
「いろんな偶然が重なって、一緒にいられて嬉しい
ね、おじいちゃんになっても ね、おばあちゃんになっても
ずっとずっといっしょ…」
的なことを言っている
ただ、全力全開の6歳児の歌はスゴイ。
ジェットコースターに乗ってるのかな?
というくらいの絶叫である。デスメタルバージョン「ね」なのかもしれない。
絶叫にホロリとしない、と決まったわけではない。
心の叫びに感動できるかも、とハンカチ君を励ましていたけれど、私の脳内で何を言ってるのかを解読する部分と感動する部分がケンカしている。
しかも、しかもだ。
うちの次女は鼻水が気になって何度も鼻の穴に指を突っ込んでいる。
ちょっと!大事な時に鼻ほじらないで!
という母の見栄まで登場して、脳内の処理能力が追い付きませんでした。

幼稚園の卒園式で号泣し、お母さん方と肩を抱き合うという夢はかなわなかった。というかそんな話、都市伝説なのではないか!
ハンカチ、洗濯しなくていいかな?ほぼ触ってないし。

それよりもいつもの通学路に自転車で幼稚園に向かう時に、
「今日で最後だね~」と言うと
後ろに乗った6歳が
「そうだねえ~このあたりで沢山お話したねえ。楽しかったねえ」
としみじみ言われたときに、急にさみしくなってグッときました。

我が家から幼稚園児が消えた日の夜は
寂しさに耐えきれず
ビール飲んでハイボール飲んで、家族みんなのすきなところ10個言うゲームして寝ました!


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