実写版リトルマーメイドを観てきました（ストーリーの筋とは関係ないネタバレあり）

いや～観てきました、話題の実写版のリトルマーメイド。
堂々と何の深みもない感想を述べます！
良かった！
私は大体映画を観た後後ブーブー言いたい人だけど、言わない。
執事のセバスチャンがめっちゃ蟹。
ボーナスが出る度かに道楽に言っている私が言うから間違いない。
おいしいミソが入っている。
ケントデリカット似の蟹である。遠視眼鏡をかけている蟹。
その目がキョロキョロするだけで
表情を読み取れる私たちの脳スゴイ～。
アリエルのお世話係として、人間に見つからないようにアリエルの周りのいろんなところに隠れていて、かつて一世を風靡したひょっこりはんの如く、顔を覗かせる度「今度はそこにいたんか！」と娘と目を見合わせて笑うなどしました。ひょっこりはんも久々見たい。

そんなセバスチャンが指揮する名曲アンダーザシーは、もう圧巻の水族館のオールスターが勢ぞろいで踊ってくれて、私は水族館でこういうのが見たかったんだな！と単純に嬉しかった～。これ見れただけで来てよかった～。
ディズニーの映画は大体見てきたのに貝の中身の群舞は全く予想がつかなかったぜ……やられた！
縦横無尽に踊る姿なんて想像もしていなかったから！いつも食べている部分は死んでいたのね。（当たり前）

王子様、エリックについては
どうして会ったばっかりのアリエルとデートしたりアースラの変身女性とすぐ結婚しようとしたりする
女好きの印象をぬぐえないアニメ版エリックより
実写版エリックはいいヤツであった。
馬車を暴走させたアリエルにも嫌な顔一つせず、
市場のあちこちで無銭飲食＆万引きしたアリエルの代金を払う
優男～
アリエルとうまくやってほしい、と思える相手であった。
恋愛リアリティショー見まくっている私だからわかる、ええ奴や！アリエル、行っちゃえ！

なにより気に入ったのはフランダー。
もう魚、むっちゃくちゃ魚。
セバスチャンに関しては目が大きくなって多少アニメに寄った形なのに
フランダー、沖縄の居酒屋とかで食べられてる魚。口パクパクしてる魚。
時折進行の都合上、陸の上に上がる際に
仲間の蟹と海鳥が「早くコイツを水の中に入れないといけない」と気づかいしているのが、釣り堀でうっかりバケツの外に出てしまった魚の姿が思い出されて焦る。
ボートでアリエルとエリックのムードを高めるため、3人でオールの上に乗りながら歌っているシーンも、海鳥が落ちないようにガッシリ魚のフランダーを抱えていて、フランダー息、頑張れよ！と手に汗握っちゃう。
最後までフランダーは無事でした。たぶん。

ハビエル・バルテム演じるトリトン王は、もう王様と認めざるを得ない顔の濃さ。藤壺がいっぱいくっついたような王冠を付けたトリトン王がアリエルの後ろに海から顔を出したのを見ると、なぜか笑ってしまったのはなんでだろう。阿部寛が銭湯に浸かっているのを見たときも笑ってしまうのはなんでだろう。ちなみに8歳の長女は「後ろに貝みたいなじいさんが居る！」って
笑っていました。私だけじゃなかった！

ということで、総じて楽しかったです！
怖いシーンもそんなに長くなくて、5歳児も映画館を出ることなく見届けられました。最後、ちょっと怖がってましたが、少しの辛抱です！
あ、アリエルについては、最高！腹筋綺麗！かわいい！恋してる顔、イイネ！
ちなみに幼稚園児が居たので、吹き替え版。
人気はない模様でのびのび～。

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