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「momo's 2」解説、と同じ人を撮り続けること(後編)

前編では展示会に出展した理由や準備話をメインに記事を書いています。
気になった方はぜひとも前編も読んでいただけると嬉しいです。


後半では解説なようなきゃるさんを撮り続ける想いやマインドみたいな話になります。
あくまで主観的な話になるのでそういう話が苦手な方は前編だけでも一読いただけると幸いですm(_ _)m



撮り始めたきっかけ

きゃるさんを撮り始めたのはだいたい3年前ぐらいになります。
当時は別の撮影会に所属していて、自分もいくつかの撮影会で数人ほど撮り続けているモデルさんはいました。
ちょとうど立ち上がったばかりの撮影会だったので1人ぐらいそこで撮れるモデルさんがいればという感じでした。
撮ってみて思ったのはすごく個人嗜好ですが関西弁であったこと(笑)
あとなんとなく元ヤンっぽさがあったのが印象的でした、そんなことは全然ないですが(^_^;)
それはともかく、すごく出てくる絵がクール感があって自分的にはハマる要素でした。
あとはクールっぽいけどわりと面白い人だったということも(笑)

その後何度も撮ろうと思ったのはまだまだ人気がこれからだということ。
撮る人間として自分の撮った写真をみてファンが増えてくれるのが当時の目標だったので一生懸命推し活しようと。
(そんな考えは今も同じだったり)

撮影を続けて感じたこと

自分の撮影スタイルは色々とお話しながら相手がどんなことを考えているか、どんな思いがあるのかを聞きながらという感じ。
まあ何度か撮影してみてすごく志が高い人だなと感じました。
それは変なプライドが高いのではなく、自分の考えを持って行動をしている人だなと。
正直なところ自分の力不足もあって埋まる枠が少ないときもあります、そうであってもしっかりと撮影に臨んでくれるのでマインドも強い人なんだろうなと。

あと美意識が高いのでほんと数年前に比べてキレイになったと感じます。
仕事がらそっち系の人なのでそれはあたりまえなのかもしれないですが、やはり続けていくことはすごいと思います。

ポージングもなにげに勉強していて気づかないうちにキレイになっていて、気づくとはっとするという感じです。

伴走できる

そんなこんなで今でも一緒に作品づくりを安心できる人と感じています。
ちょっと間が空いても違和感なくすんなり撮影できたり、こんな感じで撮りたいであったり、このスタジオで撮りたいと言うときに検討してもらえるところも良きかなと。
当然メインの仕事もあるのでNGのときもありますが。

なにより一緒に作品づくりを考えてくれるところ。
これは自分が「こうやりたい!」を実現してくれるという点もありますが、「こうしたらいいのでは?」という自分の考えも出してくれて撮り手の主体でなく、いい作品を作るために伴走してくれるところ。
たまにこう撮って欲しいと言うときもありますがお互い持ちつ持たれつなので。
「伴走」という言葉を出しましたが、これは一緒に成長して行けるということです。
さらに言えばモデルさんだけ急成長して、撮り手が置き去りにならないということと言えます。
モデルさん的には仕事なので一緒に成長するより、より高みを目指して成長するほうがファンも増えるし、よりいい依頼が来るかもしれないです。
ただそうであったとしてもそれを感じさせない、実はすごく成長しているんだよというところをさり気なく気づかせるところもスキルなのではと。

クールさとキュートさ

今回の作品のテーマである「クールさとキュートさ」
自分が可愛い系撮らないのでそこまで作品に出せたかはわかりません。
でもちゃんとそんな感じを出してといえばしっかりと表現してくれます。
さらに言えばメイクとかもしっかりそっち系にしてきたりと、細かく言わなくても準備してくるところがすごいなと思います。

誰でもできそうで実はできない、そういうのはよくあるので。

クールさは自分の嗜好がかなりはいっているのですがまあいつものことなのでバキバキに出してもらえました(笑)

なんやかんやで

見た目はクールビューティーなのに、トークはキュート、そして自分らしさがあって、成長感を気づかれずに実は頑張っている。
そんな点が惹かれるところなのかもしれません。

クール系撮影の終わりの一コマw

後記

自分が作品の表現力がまだまだ足りず、今回の展示で伝わったかどうかわかりません。
色々と想いを書いてますがあくまで自分の主観的であり、実際はそうモデルさんは考えていないかもです。
それでもまずはそう思わせることができるだけでも素晴らしいモデルさんだと感じます。

もし少しでも気になる方がいましたら撮影会に参加してみたらいかがでしょうか😏
(宣伝じゃないですよ!)


写真とは

写真は撮ったものが成果物であり、そこでおしまいではないと考えています。
撮る人、撮られる人、撮る光景、それを観る人がどう感じて、なにかにつながること、コミュニケーションが写真醍醐味でないかと感じます。

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