推しが結婚しました。
2024年1月16日。
多分この日をわたしは忘れることはないだろう。
人生の中で嬉しい日でもあり、悲しい日でもあった。この気持ちを何と言葉で表したらいいのだろう。全くわからない。
わたしが長らく推していた方が結婚を発表した。
それを知ったのは職場の休憩中だった。
思わず「マジかー」と天を仰いだ。
これが青天の霹靂というヤツか。
人は突然の衝撃に対して何も言えなくなるみたいだ。マジかって何よ。せめてそこはまじっすかって言えていたらよかった。というのはさておき。
全く匂わせもなかった。
熱愛報道も抜かれる事もなかった。
年齢的にも、結婚願望もあった人だからいつかは誰かと結婚するんだろうな、そろそろ覚悟しておかなきゃな。なんて呑気に考えていたのが2週間前の年明けの事。
推しが結婚した。
まさかそんな2週間後にこんな事が起きるなんて思ってもいないじゃないか。
待ってこれ、似たような事どこかで経験したかも。
気になっていた人と、その人の事を密かに想っていると打ち明けていた友達がFacebookで何の前触れもなく交際しましたって公表してきた時と似ていないか。
状況は全く違うけどその時の衝撃と大して変わらなく感じる。
それにしても見事な豪速球が飛んできたものだ。
気丈にしか振る舞えなかった。とにかく声を出して笑いながら仕事をこなした。
でもいつも冷静に対応出来ている案件を支離滅裂な説明の仕方で対応していて危なかった。
頭が回っていない。
あぁ、わたしかなり動揺している。
もしそういう時が来たら素直におめでとう!と祝福出来ると思ってた。
でも全く心から祝福出来ていなかった。
たくさんのファンが祝福出来ているのに。
リアルに恋してたわけじゃないのに。
そんなファンでいたくなかったのに。
モヤモヤとしたものしか体の中を巡っていかない。
帰宅してからも頭の中では意外と冷静に受け止めていてめでたいな、という気持ちはあったものの、何とも言えない虚無感に苛まれていた。
推しの結婚ってこんなにダメージ受けるもんなんだ。
推しが結婚したので休みますっていう気持ちがよくわかった。
こんなの一生味わいたくなかったな。
そんなの言われたくなかっただろうね。
こんなファンでごめんね。失格だね。
ファンなら推しの幸せを祝福するのがファンだろってそんなのわかってるに決まってるだろ、外野は黙ってろ。
何よりわたしがわたしに絶望してるよ。
いい歳して痛すぎるでしょ
あまりにも完璧すぎる発表やその後の通常運転っぷりに本当に結婚したんだよね?ってこっちが思わず突っ込まずにはいられないくらい結婚してもあなたは完璧なアイドル様でいてくれているのに
わたしはアイドルとしてのあなたをこれからも応援出来るか正直自信がない。
夢を見せてくれていただけのあなたはもういないから。
どこかで現実が薄ら見えてしまうんだろうなって思うから。
そして何よりわたしがより冷静になってしまいそう。
そうして自然と離れていってしまうんだろうな。
これが寂しいという感情なんですかね。
知らない方がよかった。
勝手に好きになって勝手に応援して勝手に悲しんでってファンって本当に自分本位な生き物だ。
でもあなたを見つけて好きになったこと
それは絶対後悔していないから
それだけは絶対だから
いつになったら受け止めきれるかな
時間がどのくらい掛かるかわからない。
もしかしたら思いきってコンサートに行ってみたら案外大丈夫だったりするのかもしれない。
わたしってそういう所あるから。
大切な人が隣にいることで見える世界も変わってくるだろう。その新たな世界観を持って魅せてくれる姿にまた魅了される時がくると思う。
だから今は無理しない。
嘘偽りなく心から祝福出来るようになるその時まで「結婚おめでとう」と言うのは辞めておく。
その代わりに
「今まで完璧なアイドルとして夢を見せてくれてありがとう。これからは自分の思い描いた人生をこれまで以上に我が儘に真っ直ぐ進めますように」
この言葉を餞に贈らせて頂くね。
中丸雄一様へ
いち拗らせhyphenより。
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