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音ノ森 Outdoor camp & Music Festival へようこそ。

ようこそ音ノ森へ


音ノ森は、参加者が快適にキャンプをして
音を楽しむ空間を目指す
2022年11月26-27日が
第一回目となる新しいフェスです。
新しいけれども、ここには歴史があります。
興味を持ってくれありがとうございます。
まず読んでみてください。


History

わたしたちがこのフェスで使用するスピーカーはMonolith(モノリス)という名前で、90年代から2000年代に活躍していました。名前は2001年宇宙の旅のあの鉄の壁に由来しています。その名の通り黒い壁です。
Monolith(モノリス)は、日本の野外フェス史のはじまりに欠かせない人物、音響エンジニア小野志郎さんが90年代の終わりに日本に持ち込んだスピーカーです。小野さんは、インディーズ、アンダーグラウンドを育んだ法政ロックスオフの音、レゲエジャパンスプラッシュ、Rainbow2000、春風、いのちの祭り、数々の伝説のレイヴ、フジロックフェスティバル、90年代に音楽で遊んでいた人ならきっと小野さんのサウンドを体験しているのです。知らなかったとしても。
わたしたちは、幾つもの偶然が重なって、このMonolith(モノリス)に再会することになり、このヴィンテージ・スピーカーを復活させて当時のあの音を鳴らすことにしたのです。

数々の名パーティーをメイクしてきた
ヴィンテージスピーカーmonolith

Sound

今回出演するドドイッツの経営する仙波山スタジオに、このMonolithが眠っているという話を聞き、倉庫から出して状態を確認したところ、壊れているどころか、むしろエネルギッシュな当時のサウンドを鳴らしたのです。この音を聞いて、数々の伝説を生んだこの黒い壁、この音こそ今鳴らすべきサウンドだと確信しました。
音ノ森でこのシステムをオペレートするのは、90年代から現在までシーンの音を作ってきたM.M.YOUこと三浦さん。これで贅沢このうえない音で遊べる環境が整いました。

しかし音だけでは最高のパーティーにはなりません。会場の環境も重要です。わたしたちはそれに相応しい場所とすでに出会っていました。

UFO目撃談もあるスポット七里の森キャンプ場
名物・七芒星の焚火エリア

Place

会場となるフォレストピア七里の森は、茨城県水戸からクルマで30分。都内から約2時間。経営者の海老沢さんが仲間たちと2018年から放棄されたキャンプ施設を再生してきた場所です。捨てられた場所をひとつひとつ育ててきました。ここには愛があります。

コンシェルジュによる丁寧なチェックイン。
広い区画でタープもしっかり張れ
余裕を持ってキャンプを楽しめます。

先日この会場でキャンプをしました。まずこの快適さで焚き火をしながら音楽を聞けたら最高だと思いました。なので70名限定にしました。この数なら、駐車場、キャンプサイト、ステージ、フードエリア、すべてが近く、参加してくれる人がベストなセッティングで音を楽しめます。想像してみてください。参加者が快適な環境で音を楽しめるパーティーを。
食事は地元のピザやイタリア料理、フェス常連の食堂、ローカルなクラフトビールを七芒星の焚火エリアで音を聞きながら堪能できます。

Act

みなさんが快適に楽しめる空間をセッティングしたうえで出演者の紹介します。

HI-GO
DJのHI-GOは、日本のパンク黎明期からミラーズ
Friction、The Stalinのメンバーとしても活動し
90年代にはイギリスでセカンドサマーオブラブを
体験し、帰国してDJをはじめました。
DJだけでなくバンド、インプロビゼーションなど幅広い
音楽への取り組みとキャリアから紡ぎ出される
まったく予想できないサウンドは
カルチャー・ショックです。
音楽好きには忘れられない体験になるでしょう。
ぜひともMonolithから放たれる
この音を浴びに来てください。

もっと知りたい方はこちらのインタビューで
http://www.ele-king.net/features/interview/001823/index.php


Bryan Burton-Lewis
90年代から2000年代、テレビやラジオ、
雑誌のメディアを通じて
日本に洋楽文化を紹介してきたキーパーソンです。
フジロックフェスティバルには
ダンスミュージックを持ち込みレイヴを開催し、
90年代から2000年代にはサードカルチャーとして
数々の伝説的なパーティーを主催してきました。
今でもフジロックのDay Dreamingでは
その世界観が堪能できます。
ブライアンのDJは、トランス、テクノ、ハウスを
自在に横断し喜怒哀楽のすべてを込めて
会場全体を踊らせてくれます。
近年、特別な時しかDJをやらない
Bryan Burton-Lewisが
Monolithに導かれてここでプレイをしてくれます。


ERA
90年代UKでレイヴカルチャーを体験し
DJをはじめ、Rainbow2000、春風、渚など、
パートナーであるHI-GOと共に
ハードコアダンスパーティー「Dip Aura」や
ノージャンルサイケデリックの「1968」など
独自のアンダーグラウンド活動をしてきました。
DJは、縦横無尽のジャンル問わずのフリースタイル。
どこへ飛んでいくのか見当もつきませんが、
体験できる世界は絶景であることは間違ありません。
どうやらHI-GO、ERAは、
今年DJ活動30周年のようです。
祝いましょう!
みなさんも
このマジックをぜひ体験してみてください。


ドドイッツ
Monolithが眠っていた水戸
仙波山スタジオを経営するモノノケファンクBand。
60年代から70年代のブラックミュージックに
影響を受けながら
フォークも民族もワールドミュージックも飲み込んで、
和製プリミティブ民俗ファンクでグルーヴを鳴らします。
宇宙語でも不思議、伝わるバイブレーションとソウル。
懐かしくもある最高ハッピーファンキーサウンドです。


ザ・バッキャロー
新宿三丁目のシゲッツというBarが
拠点の日本語ロックバンド。
シゲッツは何百人という音楽好きが
集まり語り行き交う酒場交差点。
そんな渦の中心にいるバンドですから
すべての人に届く歌がここに鳴っています。
ロックのルーツはブルース。
働くこと、生きること、毎日に祝杯をあげる。
みんなで乾杯しましょう!


hYouU€a(ヒョーカ)
全員20歳。
東京カルチャーを騒がすバンドMoreruや小腸分裂で
活動するTAGAによる今年結成されたレイヴバンド。
サイケデリックでダンスでロック。
このパーティーの歴史を
受け継ぐ最前線。未来へと。
曰く「名前に意味は必要ないし読めなくてもいい」
ピュアな音の塊!


和田夫妻
名前の通り夫婦による音楽ユニット。
サイケデリックフォークとチルアウト
神懸かりフリースタイルラップの合気道。
つまり、この言葉は、現在、過去、未来
いまいるべき場所を縦横無尽に飛び回る
音ノ森を開幕するアクトです。


Suepon
野外フェスティバルの制作の数は1000を超えている。
90年代から現場でMonolithの伝説を見届け
そして今回復活させた張本人。
野外パーティーの真髄を知っている
この人がいる現場は最高な場所。
その経験から鳴らす音は、サイケデリックなダブ
ブレイクビーツ、ダンス、ロック
当然ながら現場主義。
どんなサウンドで
Monolithを鳴らすのか。


Sinsen
10代で渡米し
ダンスミュージックカルチャーの洗礼を受け
90年代東京クラブシーンで頭角を現し
以来、音楽家として発表を続けている。
旅をしながら場所と対話するように
セッションを重ね
DJとアコースティックとエレクトロニクスが
織り成すライブスタイルは
透明かつ自然へと融合していく。
朝のロングセットで音ノ森を響かせます。

 
basa2
都内クラブやバーで名前を変えながら
出没しては、パーティーを沸かせている。
遊びプレイヤーとしては20年以上。
音ノ森のはじまりはこのプレイから。


Toshiya the Tribal
社会思想史、メディア論、文化研究など。
アムステルダム、モントリオール、
横浜などで学び逸れながら生きている。
20年以上、アンダーグラウンドなテクノの現場に
身を運んでいる世にも稀な踊る社会学者。


cinnskycrusir
フェスからパーティーヘ会場から会場へと
旅をするように踊りながら暮らす。
ミュージシャン、大工、DJ
カテゴリー不可のフリースタイルな音楽人。
音楽愛がそのままDJに。


TAGA
moreru,小腸分裂で東京シーンを沸かせる新世代。
この世代だからこその幅広い音楽知識から
放たれる音は時代を変える。


Suzaki
音楽活動とはなにか。
ライブ行く。パーティー行く。
バンドやる。DJやる。
そんなこんなでかつての音楽少年は
不惑オーバーの蠍座漂流少年オジサンに成長。
楽しく音を奏でることは少年時代から
金科玉条である事は永遠に変わらない。
パーティーは終わらない。

THE FACTORS
エレクトリックとアコースティック
抵抗と愛
両極を縦横無尽に奏でる
SAKi (Vo./Songwriter)とJODY( G/Composer)。
2022年はフジロックフェスティバル出演から
現在まで日本列島をツアーで縦走中。
感動と幸せな音楽の時間を
ここに運んでくれる。
NOINONE
90年代末にレイヴカルチャーの影響下で発生。
その体験にクラウトロック、ハードコア
ヒップホップ、ブルース
レベルな姿勢がミックスされ
そのどれでもありながら、
どれにも似てないオリジナルなロックバンド。
日本語詩によるメッセージとダンスミュージック。

Info

"何かをやるときは体ごとのめり込むんだ"
Bob Dylan

今年は特別な想いを込めて野外フェス「音ノ森」を開催します。規模は大きなホームパーティーです。だからこそ、出演者も参加者もすべてが快適に楽しめる空間をご用意しています。ライブ、DJ、踊り、キャンプファイヤー、チルアウト、パンク、テクノ、ロック、トランス、レイヴ、サイケデリック。美味しい食事、地元クラフトビール、睡眠にサウナ。駐車場、キャンプサイト、ステージすべてが近く、夕焼け、満天の星空。都心からクルマで120分。常磐道「水戸IC」「水戸北IC」から30分。装備を整えて冬キャンプのフェスをご堪能ください。

ACT:
live
NOINONE・hYouU€a・ドドイッツ
ザバッキャロー・和田夫妻・SINSEN
and more
DJ
HI-GO・ERA・Bryan Burton-Lewis
Suepon・saba2・cinnskycrusir・TAGA
Toshiya the Tribal・DJ Suzaki
and more

料金:
1DAY -¥5,500(税込) 
2DAYS -¥11,000(税込)
*27歳以下は
1DAY -¥3,300(税込)
2DAYS -¥6,600(税込)
*高校生以下無料

キャンプサイト:
¥3,300~¥8,800 (税込)

チケットはこちらから:
https://onl.la/2WG7J3A 

最後に。
パーティーの主役は
音で遊んでくれるみなさんです。
今年もっとも快適だったなあ!
と感じられる環境を用意したので
みなさんのお越しをお待ちしております!

協力:
waon productions
常陸多賀cocoon
ミロック
センバヤマスタジオ

主催:
待ち合わせと仲間たち
NOINONE


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