【500字エッセイ】初アメリカで日本風の……
20代半ばの頃に行ったアメリカフロリダ。
ウォルトディズニーワールドへの旅。
初めての海外旅行ということもあり、印象に残っている旅No.1だ。
その中でも、最も強く残っている思い出について話そうと思う。
『エプコット』というテーマパーク内にあった『日本館』でのことである。
"Kakigoori"と書いてある屋台があった。
「かき氷!食べよっか!」
数日ぶりに味わう日本的なスイーツ。何となくテンションも高くなった。
屋台の人は日系人らしい。
やはり日本風情を出すために従業員までこだわっているんだなぁ。
さすがディズニーワールド!
そんな感心をしながら屋台に行き、発音に気をつけながら不慣れな英語で注文した。
「トゥー ストロベリーズ プリーズ」
自画自賛ではあるが、当時の私としては大健闘の発音だった。
絶対通じているはず!
すると、店員さんはしげしげとこっちを見て首を傾げる。
———あれ? 通じなかった……かな?
私がドギマギしていると、店員さんはプッと吹き出してこう言った。
「はいはい、いちご2個ね」
めっさ日本人やん‼️Σ(゚д゚lll)
すんごい発音頑張って英語で話したのに!
頑張った分だけ、恥ずかしさも倍増した赤面体験だった🥵
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