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歌ってもらった制作曲まとめ

はじめに

これまでに制作した曲の中で、ネット声優さまや歌い手さまに歌っていただいたボーカル曲をまとめました。



ゲルマニウムにおける半導体

『ゲルマニウムにおける半導体』
◆ボーカル:KOYOMIN☆
◆作曲:[no-hit record]

2012年に制作した曲を2022年に歌っていただきました。

コード進行の積極的な同主調転調(モーダルインターチェンジ)もさることながら、ドラムパターンにメロコアのような2ビートを取り入れたりとチャレンジ精神のある曲でありました。


アンハッピーParty Night

『アンハッピーParty Night』
◆作曲:のひと / [no-hit record]
◆作詞/歌:みいろ
◆イラスト:あくあ
◆動画:えむ
◆mix:104C

ボカデュオ2022参加曲。ユニット名「mono acua」は、それぞれのHNが由来です。

リーダーのみいろさんいわく、「重低音の効いたクラブ系の曲が好み」ということなので、それに基づいた音楽性に仕上がりました。

基本的に作詞はみいろさん担当ですが、「不幸せなのが幸せなの」の部分は、筆者が用意した仮歌詞を採用していただいたもの。作詞には疎くあまり力を入れてませんが、太鼓判を押していただきありがたや。


Rodeo 98 SE

『Rodeo 98 SE』
◆ボーカル:うらん
◆作曲:[no-hit record]

2013年に作曲。2016年に依頼でボーカルを収録。2023年にチープなシンセとギターソロ及び音飛びのような演出を追加。原型と区別するため曲名にSecond Editionを追加。また、曲調が90年代USオルタナティブロック風なのと、ただでさえWindows 95ほどのインパクトもないWindows 98のさらに微調整版だったWindows 98 SEとこじつけました。

Ⅳ△7 | Ⅵm7 - Ⅰ△7 | Ⅲm7 | Ⅳ△7

「Rodeo 98 SE」サビのコード進行

サビのコード進行はサブドミナントで開始し、またサブドミナントで終止するという筆者の曲としていつもと異なるパターン。ⅣからⅥmに根音が落ちた後に、ルートが徐々に上がっていく点が焦燥感や緊迫感を演出します。

この曲と同じコード進行を使う機会が未だにありません。

独特な半音と全音で上下するハモリは、現役プロボーカルのうらんさんが考案したものを採用。流石、私のハモらせ方をよく理解しおられる……!


Kill Your Television

『Kill Your Television』
◆ボーカル:小石川うに
◆作曲:[no-hit record]

2016年の作曲。ボーカルはネット声優の小石川うに様。アコースティック編成の曲ながら、カホンが軽快な2ビートを刻むのが特徴であります。

現在うに様は、西洋占星学研究家VTuberとして活動されておられます。


Kawaii Is Justice!

『Kawaii Is Justice!』
◆ボーカル:常盤はなこ
◆イラスト:ななみ雪
◆作曲:[no-hit record]

2022年の作曲。初のKawaii Future Bass系ボーカル曲です。
ボーカルはネット声優の常盤はなこ様に歌っていただきました。


おわりに

以上、ポートフォリオとして当記事を執筆しました。

最近は原点回帰と言いますか、中学生の頃に作曲を始めた当初の目的に戻り、依頼でゲーム音楽を制作しております。なので、今後は主題歌が必要にならない限り、ボーカル曲を作る機会は減ると思います。

まだ先は長いので、あせらずゆっくり参りたい所存であります。