言葉を変えることで見方を変える、問題を解決しちゃう #ほぼ日の學校
「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー10日目の授業紹介は、
田中泰延さんの『美容院の「おかゆいところございませんか?」をどうしよう?』です。
授業紹介・視聴動機
私は、普段、マーケティングの仕事をしています。仕事で、サービス紹介記事のタイトル、イベントのタイトルをつけたりしますし、人が作ったタイトルに意見を言うこともあります。
ちゃんとコピーについて学んだこともありませんが、仕事で貢献するためにも、コピーを作る能力を身に着けられるもんなら身に着けたい。ノリで他人が考えたことをボツにはしたくないし、ちゃんと理由を自分の中にもって判断したい。そういう思いがあって、こちらの授業を視聴しました。
ひろのぶさんの言葉
ひろのぶさんのコピーの考え方
そう、メッセージは一つだけ、短く、がいいですね。メールの件名だって、メーラーによっては、15文字くらいしか表示されません。どんな場所でも使える考えだと思います。
コピーライターの存在意義
過去、システム開発を行っているときも、サービス開発を行っているときも、どれだけ自分ごとで考えられるか、を大事にしてきました。でも、他人に評価してもらおうとすると、客観的である必要があるんですね。ユーザー目線という当事者意識が役立つこともあるでしょうけど、それをクライアントに提示するときには、やはり一度、客観的にならないといけない。
その他、授業の内容
定型の文、本来の意味では機能していない。意味のない言葉を見直してみようというワークがありました。
例えば、
・「かゆいところはございませんか?」
・水を持ってきてほしいと頼んだあとの「少々お待ちください」
・「大丈夫です」
・「よろしくお願いします」
・「おつかれさまです」
会場や、東京コピーライターズクラブの会員のプロの回答がおもしろいです。回答は、授業をご覧ください。
まとめ
定型文を言い換えるワークでは、いい回答はもちろん、なぜ、そういう回答にしたのかの理由が参考になりました。言葉を変えるだけで、ちゃんと問題が解決することもあるし、行為の価値が上がる言葉が見つかります。
さらに、授業でよかったのは、ひろのぶさんが、ちゃんと回答を見て、笑って、反応するところですね。私の上司も、会議や顧客へのインタビューでは、いいと感じた部分について、過剰な反応で感動を伝えようとします。そうすることで、ちゃんと聞いてくれてんだと相手も思うし、その反応にできるだけ応えようとしてくれます。マーケター、インタビューをするライターに必要な態度ですね。見習いたいところ。もともとそんな感動しいな人間ではありませんが、小さなことに感動する人を演じていこうと思いました。
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。