見出し画像

華美にしない生活の延長にも新しい経験を増やす食体験

noteで募集中の「投稿企画」を見て、気になるものがあった。

買ったものがあったわけではなく、逆に、最近、新しいものを購入した記憶がなかったからだ。日用品、洗剤やシャンプーといった消耗品くらいし買うことがなくなってしまった。あとは、日々の食事のためのスーパーに食材を求めに行くくらい。最近は、衣類を買う機会もぐっと減った。

節約には努めたいけれど、華美じゃなければいいという程度で、極端に出費を抑えているつもりはない。例えば衣類に関しては、コロナ禍で在宅勤務を始めて外出着を着る機会が減ったので、衣類があまり傷んでいないというだけにすぎない。

そんな生活の中、買ったもの、というか日々の生活の中でお金を使う場面が増えたものがある。普段食べないもの、ちょっとおいしそうなものを食べに行くのだ。

普段食べないもの・おいしいものを食べに行く

といっても、高級店ではなく、一人2,000円くらいから、高くても1万円くらいまでの間で、だ。テレビ番組(主にアド街)で紹介されていた店、SNSでフォローしている人がオススメしている店、出張先や帰省の時に、ちょっとおいしいものをググって(「地域名 グルメ」)、気になるものを食べに行く。

なぜ、食べに行く機会が増えたのだろうと考えてみると、手軽に新しい体験がしたいのかもしれない、という答えに行きついた。5万円10万円とかけずに、手間をかけずに新しい体験をしたい。

例えば、お金をかければ、旅もできるし、ラフティング、ダイビング、バンジージャンプ、なんてアクティビティも楽しめるかもしれない。周りに楽しむ人が多いキャンプもいいかもしれない。

しかし、そこは手間も時間もお金も惜しむ現代人の一人。もともと行動範囲が狭く、屋外の活動も活発じゃない。そこまで時間もお金もかけたくないし、実際に贅沢ができるほど豊かでもない。そこで普段、食べないものを時々食べに行くのだ。

ジビエ(桜肉、熊のモツ、鹿肉)
ひやむぎ専門店
帰省の際に食べた、ひとりもつ鍋
出張先のデミカツ丼
出張先のねぎそば
帰省の際に食べた、ごまさば

食べに行かないもの

おいしそうだと感じたら、どこにでも行くわけではない。同じ金額で、別のアクティビティ(旅行など)を楽しめるような高級店には行かない(行けない)。

グルメの探究が目的でもないので、おいしそうという理由だけで行くことはない。例えば、とても好きだけれど、蕎麦屋に行く機会は減った。店舗によって名物も供され方も違うだろうが、店での楽しみ方が店舗によって違うことがあまりないからだ。名物や季節のものをつまんで、日本酒をいただきながら、お腹が満たされた頃に、蕎麦をいただく。蕎麦湯であったまる。

とんかつもとても好きだが、行く回数が減った。店舗によって振る舞い方が変わらないからだ。最近は、おいしいお店が増えて失敗も少ない。さらに過去に食べたおいしいとんかつより、ずっとおいしい体験をとんかつ屋では期待しにくい。おいしそうだから食べに行くというわけではないのだ。

それに新しい体験を求めに行っているので、一度行ったお店への再訪は少ない。どじょう、ジビエ、きのこ専門店、… 一度、食べた経験ができれば、すごく気に入っても、すぐに再訪することはあまりない。

ただ、カレーやラーメンはジャンルが多いので、よく行くことになる。カレーだと、シャバシャバなカレーもあれば、とろみのあるカレーもある。ラーメンなら、煮干しのダシもあれば、醤油、塩、とんこつもある、麺の太さ、トッピング、一緒に食べるご飯ものメニューといった組み合わせも多く作れるので、楽しみ方が多い。おいしいとわかっている店なら、同じ店に別メニューを食べに行くこともある。

スパイスカレー
タイカレー店
タイ・ベトナム料理店のカオソーイ(カレーヌードル)
近所のラーメン店
とても太いそば麺のお店

新しい体験を食に求める日々

まだ新しい体験を食に求める日常は続きそうだ。テレビ、SNS(X:旧Twitter)でフォローしている人の中に、この人の舌なら間違いないと思う人もいる。最近は、インスタのグルメ系のアカウントが、実にうまそうだ。ただインスタは画の力があって、見せ方がうまいだけで、おいしいとは限らないことも知ってしまった。インスタの情報をまだ信用しきれてはいないが、それでも保存する投稿はどんどん増えている。今後も気になるお店があれば、保存しておこう。2024年もおいしい、変わった料理に出会えますように。

※過去に投稿したnote


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。