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カレープレーヤーはじめました!

これは「カレーの学校」アドベントカレンダー1日目の記事です。

カレーの学校というものに通ってました。
(2018年9月〜11月)

ここでは、カレーの調理を学ぶわけではなく、カレーをコミュニケーションツールとする人たちに送る水野さんの授業がメインの学校です。


最初、私のカレーの学校に入る動機は、どこまで本音かわかりませんが、カレーと仲良くなりたい、くらいのものでした。

(カレーの学校に申し込んだときに書いた動機)

汗っかきな私。外でカレーを食べると、軽く額の汗を拭う程度じゃすまない。カレーを食べると、スパイスの刺激、香りで他の料理もカレーに引きづられちゃう。カレーを食べると匂いが残るから、食べた後の会議で一緒になる人が気になるかも。 いろんな理由をつけて、気楽にカレーを食べない。 でも、行き慣れない街に行くときは、ラーメン同様、高級食でもなく、気軽に食べたい、その街のおいしいカレーを調べてしまう。けど、ラーメンに比べ、個人的に制約が多いカレー。もっと、自分のリミッターを外したい、カレーを楽しむにはどうしたらいいんだろう。

そんな私ですが、先日、日帰りで大阪に行く用があったとき、スパイスカレーのメッカになりつつある大阪に行くなら、どこでカレーを食べよう?と無理やり予定をねじ込むくらいには、カレーの優先順が高いです。


カレープレーヤーとは

カレーの学校では、カレープレーヤーになることを勧めています。
カレープレーヤーは、カレーを食べたり、おいしいカレーを作ったりではなく、コミュニケーションツールとして、カレーを通じて何かをする人です。
(強制ではない)

授業で、水野さんが、カレープレーヤーって何?という話をされたとき、講師の水野さんだけでなく、ゼミ活動しているクワバラさんの話にもグッときました。(いい話でしたけど、カレーである必要はないですね・・)

ちなみに、ゼミ活動は、授業と別に、授業の後にグループで、行う大人の課外活動です。

 スパイス料理を食べながらただ飲んでるように見える人たちから、
 カレーグッズをつくる人、
 有名シェフに料理を教わるカレーのジュク、
 イベントとして、1万人カレー、キャンプ、修学旅行(インド)
 など、盛りだくさんです。


そして、プレーヤーという括りではありませんが、5回目の授業で、お話されたターリー屋の吉川(きっかわ)さん。飲食業を商売にすることの覚悟や体験は身体性が感じられる話で説得力がありました。

飲食に携わる方の身体性、
料理なら、食べたときの味覚、嗅覚、つくるときは、手先を使って食材の形を変え、温度を感じ、ジュージュー、コトコト、グツグツという音を聴き、香りを嗅ぎます。

私は、仕事でも身体性をあまり持っていません。机上で、過去の経験から、何かを導出したり、調整ごとが多い。

だからそういう身体性を伴って何かをしている人に憧れます。

いま、私は、このアドベントカレンダーの記事のように、カレーの学校の授業や、カレーで体験したことについて、書くことをしています。

普段、料理もしない私は、“書くこと”で、身体性を手に入れようとしています。

カレーというツールに、書くという手足は本来ないかもしれませんが、私はカレーについて想像したこと、体験したことをキーボードを打つ手につなげたいと考えています。


学校おわって

学校があった期間中は、せっかく学校という状況があるので、学びとか、イベント体験を楽しみながら過ごしました。

 Q. で、カレーと仲良くなれた?
 A. うん、カレーの学校に通う前よりはね。

 Q. カレープレーヤーなの?
 A. 正直、そこまでは・・カレーについて書くことも、学校が終わったばかりだから、まだやってるだけかもしれない。


でも、カレーについて、書くことが続くように、種は蒔きました。
カレーに関する記事は、学校の授業の感想がだけでなく、今後、書き続けられるように、「神田カレーグランプリ」「カレーの絵本」と別のことについても少し書きました。あー、このアドベントカレンダーもそうかもしれない。


これから続く、カレーの学校のアドベントカレンダーを見て、自分でも、あぁ、こういうことは、書けるかも、というヒントももらえるかもと、今、期待しています。

私はまだ「カレープレーヤーはじめました」のノボリを立てたばかり。

まずは継続することが大事なので、いろいろ考えず、カレーを今までより食べたり、一切、調理してこなかった私だけど、楽しむため調理もしようと目論んでいます。ゼミ活動にも参加しないとな。やれそうなことはたくさん、目の前にあります。

明日は、同じ10期 水産部(ゼミ)の八尾さん。

書く内容も、今後の活動も楽しみな方です。


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。