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クリエイティブになるための読書(64週目)

毎週、あまり代わり映えしないこの読書枠。最近読んでいない本を少し多めに読んでみた週。「詩」の枠で短歌、「評論」枠で演劇と神道、「物語」枠で、日本人以外の短編をいつもより少しだけ多めに。来週は何読もうかなぁ。

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クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越しをして、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて、消化中。時々、古書店で手に入れた本を混ぜながら。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

古書店で手に入れた「与謝野晶子歌集」。普段、この「詩」のカテゴリーの中で短歌は読んでこなかったけど、一日一首ペースで詠むことを課している割に、普段、短歌に接していないので、時々、歌集も読んでみる。

評論

前々職、ファッションECのシステム部にいた時に購入して、ずっと本棚にあった本。仕事に関わるドメイン知識は、ドラマ、小説、映画、マンガ、そのビジネスの「業務の基本ABC」みたいな本から摂取するけど、たまに読み終わらないまま、本棚に居座るやつがいる。最後まで得意にも好きにもなれなかったファッションというジャンルだったけど、人間の生活の基本にあることなので、時々、読んでみる。

物語

読みやすいので、つい日本人の短編を取り上げがち。今週は、日本人以外の短編多め。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/6/3(月)
・【短歌】小扇(明治三十七年一月)/毒草(明治三十七年五月)与謝野晶子
・【エッセイ】あまり主旨と関係のないまえがき(「演劇のことば」)平田オリザ
・【物語】道化者(トオマス・マン短編集・実吉捷郎訳

2024/6/4(火)
・【詩】地面の底の病気の顔/草の茎/竹/竹(萩原朔太郎)
・【評論】初詣と先祖祭り(「日本人のこころと神道」)白井永二・工藤伊豆・上田賢治・薗田稔
・【物語】片恋症候群/泣かずに眠れ(「みんないってしまう」)山本文緒

2024/6/5(水)
・【短歌】立房(昭和二十年―二十一年)佐藤佐太郎
・【評論】現代の権力者、コマーシャリズム/正しい装いはなぜ難しいのか(「ファッションは政治である」)落合正勝
・【物語】家畜追いの妻(ローソン短篇集・伊澤龍雄編訳)

2024/6/6(木)
・【詩】リチャード・コーリー(「アメリカ名詩選」)エドウィン・アーリントン・ロビンソン
・【対談】私の中の数学史―数学によって何を得て何を失ったか/物理学的態度と数学的態度のありよう(「人間と数学」)赤摂也・吉田夏彦
・【物語】最初のブリタンニア遠征(「ガリア戦記」)ユリウス・カエサル

2024/6/7(金)
・【詩】魚類/海豚/蛸/海月/ざりがに/鯉/鳥類/人魚たち/鳩/孔雀/木兎/アイビス/牡牛(アポリネール詩集 堀口大學訳)
・【評論】プロセスへのパターンの適用(「パターン、Wiki、XP」)江渡浩一郎
・【物語】シェエラザード(「女のいない男たち」)村上春樹

2024/6/8(土)
・【短歌】恋ごろも(明治三十七年七月)与謝野晶子
・【エッセイ】<マニュアルの話>今風にいえばー/<のれんを出さない理由>屋号と称号(「そば屋の旦那衆むかし語り」)藤村和夫
・【物語】ブッシュの俄か葬儀屋(ローソン短篇集・伊澤龍雄編訳)

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

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