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コロナは終わったわけじゃない! ちょっと前の習慣を思い出してみて

コロナに罹患してしまった。

これまで、コロナに罹らないように気をつけてきたほうだと思う。

ワクチン接種は早めに行ってきた。なにせ私が抱える、高血圧やら、睡眠時無呼吸症候群も基礎疾患に当たるそう。重症化すれば死に至るかもしれないし、実は、重症化が即やばいってだけで、重症化と呼ばれない中にも病気として重篤な状態もある。何より後遺症がこわかった。

基礎疾患持ちなので、同じ年齢層の中では一番回数は打ったと思うし、早めにワクチン接種もしてきたと思う。


30歳代の後半くらいからだろうか。毎年一回は、高熱を出すようになった。しかし、コロナ禍に入ってからは、一度も風邪をひかなかった。マスク生活を徹底していたし、コロナ禍に入って、手洗い、手の消毒が日常になったせいだろうと考えている。


マスクの効果は今でも疑問視されていると思うが、私の場合、もともと鼻の通りが悪いせいで、口呼吸してしまう時間が長い。どうしても、菌を体内に取り込みやすいのだろう。

今でも公共交通機関では、基本、マスクをしているし、手洗いは引き続き、励行している。だから、世の中でコロナのことを忘れたかのように、人が多い場所でもマスクをせずに、平気でくしゃみをしちゃう人を見て、「行政の分類が変わっただけだよ」「コロナを軽く見だしてるんじゃない?」「罹ると大変だよ」と冷めた目で見ていた。

しかし、実際には、私もそういう人たちと大差なかった。最近、混雑してないバスに乗る時、マスクをしてない日もある(ま、ちょっとだし)。自宅に帰った時に、手洗いはするけれども、最近は、手の消毒液を置かない店が増えた。手の消毒回数は減っている。マスクもせずに、コロナ禍ほどに清潔ではない手で自分の顔に触れることも増えただろう。本当に感染症を警戒するなら、口呼吸に頼りがちな私は、公共交通機関はもちろん、普段からマスクで生活すべきなのだ。


久々に40度近い熱が1日以上続いて、全身筋肉痛みたいな痛みを覚えながらこれを書いている。

これが7月中旬に発症していたら、ずっと前から計画していた息子と富士登山にも行けなかったはずだ。富士登山のあとに発症してよかったと思う。今週の仕事や、久々の組織内の交流会は、すっぽかしてしまったけれど、人生における最悪のタイミングで発症しなかったことは幸いだったとしよう。

ただ、回復もしきってない状況の今、これからどういうなるかまだわからない。なるべく後遺症の残らない形で回復してくれれば嬉しいと思うばかりだ。

友人からは「しばらくは、体力が思った以上に落ちているので、体力温存めに活動したほうがいいよ」というアドバイスもいただいた。気持ちがくさくさすることがあれば、飲みたくもなるけれど、しばらくは酒も控えよう。生活空間を妻と共有しているので、この週末の3連休は、なるべく部屋にこもって、処方してもらった薬を飲んで、おとなしくしていようと思う。

発熱が始まって2日間、結構つらかったし、今も体中がとても痛い。

私と同じように毎年風邪を引いていたけれど、コロナ禍で逆に風邪を引かなくなったような人は要注意だ。あたらめて、公共交通機関でのマスク着用に戻したり(私のように口呼吸がちの人は)、手洗いやうがいの習慣を復活させてみてもいいかもしれない。

昨日、大きな地震もあったが、あれが首都圏直下型の地震だったら、体も頭も痛くて、歩いて避難することもままならなかっただろう。

災害もコロナも、いつ自分の身に降りかかってくるかわからない。

生活や仕事を圧迫するほどに、いざという時の準備をすることは難しいだろうが、ちょっと前の習慣を取り戻すくらいはしてもいいかもしれない。身に降りかかった教訓は活かしていきたい。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。