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あなたの読書はどうですか? 読書体験を新たにしたきっかけ

最近、あたらしい読書体験をしています。

私は、ほとんどを黙読、でも、脳内で声に出して読んでいることが多い気がします。脳内で行っていることなので、何パーセントが脳内音読か測れていません。

でも、最近、脳内で音声化しないで、かつゆっくり、読むということがあります。


正確な分類はわかりませんが、きっと一人で読書する時は、だいたい以下のいずれかで読んでいるんではないでしょうか。

・音読
・黙読(脳内で音声化して読む)
・黙読(脳内で音声化しないで読む)
・走り読み、飛ばし読み

たくさんの内容を処理したい順に、だんだん下の読み方になるんじゃないかと思います。仕事で資料を読むような場合は、時間をかけたくないので、どうしても全体を見て、走り読みする。最初に走り読みして、理解できないところ、考えたい点をしっかり読む、みたいなことが多いと思います。

私は、毎日、短い物語を読むことを日課にしています。

集中していると脳内で音声化しないで、かつ、ゆっくり読んでいる時があります。物語は、映画同様、あるシーンを見逃すと流れがわからなくなります。特に、毎日読むのは、長くても30ページくらいの物語なので、一つの描写を見逃すことで、おもしろさを感じられないことがあります。

もとから、全ての文章を脳内で音声化していたわけではなかったかもしれませんが、今、脳内で音声化しないで、かつ、取りこぼしのないように、ゆっくり読むことが多いです。

効果はよくわかりません。音声化しないで読むことで、音声化している時より早く読めているかもしれませんし、音の雑味がないので、シーンをより記憶できているかもしれません。これも脳内で行っていることなので、計測はできてないので想像ではありますが。

毎日読むものとして詩もありますが、こちらは必ず声に出して読みます。日本の最近の詩では特にそうですが、改行、空白、漢字、ひらがな、カタカナといったものを駆使して、視覚を刺激する詩も多いですが、やはり詩は、韻や音による効果を狙ったものが多いので、どんなものでも一回は声に出して読みます。

また、仕事では、他人が書いたものをチェックすることが多いので、こちらも声に出して読みます。短い広告文や、メール文面は、200字~500字くらいですし、レポートや記事は、長くても数千字程度ですね。音読をすることで、論理の飛躍や、言葉遣いの違和感を感じやすいのです。接続詞が変だと? あれ?? となるので、音読はおすすめです。

まさか40歳台後半になって、読書の仕方にバリエーションが増えるとは思いませんでした。もともとそういう読書の仕方もしていたのかもしれないので、最近気づいただけかもしれませんが、それでも、読み方が増えた感覚があります。

そんなにたくさんの本を読むほうではありませんが、「なんとなく」の読書に、こんなに発見があることに驚いています。インプットの方法が変わることは、積み重ねることで、自分が変わる大きなきっかけになるでしょう。

私は、クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を始めたところですが、新しい日課を作ると、新たな感覚が生まれるかもしれません。

私と同じ、クリエイティブになるための読書をやってみるのもいいですし、新たな日課を作ってみるのもいいと思います。あなたも新しい日課を自分の生活に追加してみませんか?

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。