マーケティングの理論を学ぶ【6回目(全14回)】~消費者行動分析~ #マープス
無料のオンラインマーケティング講座「マープス」
理論を体系立てて学ぶ14回の連続講座、全14回連続講座の第6回です。
前回の視聴noteはこちら(↓)
『マーケティング戦略』の構成
★このnoteでわかること
消費者行動が登場するまでのマーケティングの流れ
消費者行動分析の3つの分析手法
(紹介)消費者のインタラクション
(紹介)ポストモダンの消費者行動分析
『マーケティング戦略』消費者行動分析
以前、中央大学ビジネススクール教授の松下光司さんが講師をされた「消費者行動論」回の視聴noteはこちら(↓)
■消費者行動とマーケティング(消費者行動分析の重要性)
19世紀:経営学による工場の生産力、人員、財務の管理方法 ⇒ バリューチェーン
1950~:マーケティング(作れば売れた → 営業/販促すれば売れた)
→ 1960:マッカーシー 4P → 1970~2000:STP分析、4P全盛(消費者に聞けば売れた)
消費者行動分析の2つの局面:
個別消費者→集団としての消費者/消費者間のインタラクション
■消費者を理解する(主要な3つの分析手法)
消費者行動分析は、学際的な分野
消費者を理解するために、心理学、社会学、経済学、文化人類学などの学問領域から研究が展開されている
◆S-O-Rモデル研究
S:刺激(stimulus)
O:生活体(organism)
R:反応(response)
最も代表的な研究は、ハワード=シェス・モデル
◆消費者情報処理研究
・消費者=情報処理者
思い出してもらわないとダメ。知ってもらう(知名集合)でもすごいけど、その後、他社の商品との違いを認識してもらって(処理集合)、さらに、いつでも思い出してもらえる3つの中(想起集合)に入る
記憶の仕組みに関するnote
記憶の仕組みは、「多重貯蔵モデル」で復習はこちら
記憶促進は、
五感に訴える → 繰り返し伝える → 文脈価値を伝える → 言葉やネーミングを工夫 → キャラクターやロゴの訴求 → 感情を動かす
◆ライフスタイル研究
・消費者=情報処理者
・消費者=生活者
■消費者のインタラクションを理解する(新製品の普及過程と準拠集団)
新製品の普及過程研究(個人からの影響)
準拠集団の研究(集団からの影響)
<準拠集団(言葉の定義)>
■ポストモダン消費者行動分析(新たなパラダイムを求めて)
快楽的消費
経験価値・TMOT
感情的・情緒的ベネフィット
事故実現的ベネフィット
他人志向の意味消費
※提出義務のない宿題
ある層の著名人、知識人が使っている「ほぼ日手帳」なんかもそうだろうか? 他にも、同じ役者さんが好き、同じアーティストが好きなファン層が欲しているようなものは、SNSでもよく目にするので、そういう消費も、準拠集団による消費に近いのだろうか? とりあえず、「集団から影響を受ける消費」という言葉はもっと意識したいところ。
この記事が参加している募集
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。