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「麻婆豆腐はカレーなのか」問題の一つの検証ができるかもしれない

「麻婆豆腐はカレーなのか」という問題があった。

カレー研究家の水野仁輔氏が取り上げた問題の中で、一瞬、どうでもいいやと思ったけれど、なぜか私が気になっていた問題の一つだ。

「麻婆豆腐はカレーなのか?」問題

"非常に興味深かった。細かい点は割愛するとして、(カッコ内)にあえて表記した通り、手順が見事にカレーである。"
”調理プロセスは別として、料理なのだから、出来上がりの味わいで比較したら、「麻婆豆腐はカレーではない」と僕は思う。まったく別の味わいを持っている。玉ねぎを使わないのはいいとして、やはり、唐辛子だけではなく、ターメリックとクミンかコリアンダーあたりがここに入れば「豆腐カレー」というべき味わいになるだろう。それがない以上、僕の独断による結論として「麻婆豆腐は麻婆豆腐である」としておきたい。”

水野仁輔氏は、一度、麻婆豆腐はカレーではないと結論付けている。
味わいという意味では確かにそうだろう。ほとんどの人は麻婆豆腐をカレーという括りに入れない。それはやはり味の違いからだろうと思う。では何の味が、何のスパイスが、何の食材が、カレーと麻婆豆腐を分けるのか? もはや問いだけ見ると哲学のそれだが、一度気になってしまったからには、答えが知りたい。

麻婆カレー登場!

実は、今週、この問題について、検証できる機会があるかもしれないのだ。
今週、7/18日~7/24土、Soup Stock Tokyoに「ぶどう山椒の麻婆カレー」が登場する。

ぶどう山椒の麻婆カレー
四川料理の定番”麻婆豆腐”にスパイスを加えアレンジしました。食欲をそそる香辛料の香りに刺激的な山椒の辛みがくせになる、夏におすすめのカレーです

水野氏は、カレーと呼ぶには、ターメリック、クミン、コリアンダーあたりが入らないとカレーの味わいが足りないと言う。

「ぶどう山椒の麻婆カレー」のページに紹介されている原材料を見ても、クミン、コリアンダーがなさそうだ。

果たして、麻婆カレーはカレーと呼べるのか!

7/24(土)まで。

私は、去年、食べて自分なりに結論はあるんですが、食べた人の感想が聞きたいので、私の答えは書きません。ご自身の目と舌でご確認ください。

俺ももう一度、食べに行こう。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。