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マーケティングを学ぶ王道としての読書術 #マープス

無料のオンラインマーケティング講座「マープス」、
先週と今週、そして来週の木曜日は「マーケティングの学び方を学ぶ」3回連続講座です。今回はその2回目。

こちら(↓)は1回目。

このnoteの中で本の紹介をしていますが、マープスを視聴した人向けに紹介されたもので、ここまで個人のnoteに情報を掲載していいかわかりません。いつも、講座を聴いて、自分が大事だと思った情報の一部を切り取り、感想を上げていますが、今回は、マープスの講座のさらにおいしいところだけ切り取っているので、マープスの運営に怒られたら、情報を削ります。
(見ただけでマーケティングが見につくわけじゃないですけどね)

ということなんで、掲載させていただきまーす。


視聴者の参加前の声

・効率的なインプットがわからない
・本を読むスピードが遅い。
・インプットしても実務に落とし込めない
・学習に即効性を求めちゃう
・学んでることがこれでいいのかわからない
・お手本となるマーケターが周りにいない
・何から学んでいいかわからない

→ 自分の学習はきっと非効率…という悩みが多い。効率的な学習があると思っているから。効率いい学習法なんてない!

なぜ、インプットするのか? マーケティングの現場で、実践のアウトプットを改善するため! その目的を持ってインプットする


(いきなり)今回のまとめ

①インプットは読書が最強!

すごい人が半年、1年かけて書き、編集者が入り、抽象化した考えをギュッとしているもの。本はコスパ最強! 動画や音声を聞く学習は、基礎学習に向いていない。ストレスなく流れる情報だけで理解できるのは浅い情報だけ。理解する(わかる)には、立ち止まって、思考を巡らせ、解釈することが必要。Webの記事も、マーケティングの現場のアウトプットのためという目的に適っているとは限らない。突然、目に入ってくる情報を見るだけで、学んだ気になってしまうことがある。

②読む順番を間違えない

流れ→全体感→構造→個別手法・概念→個別理論→ケーススタディ→全体理論

このnoteの後半で、講義中に紹介されていた書籍を紹介します。

③事例学習はほどほど

時々、つまむのは、悪いことではないけれど、理論も概念も入っていないのに、事例ばっかりインプットしてもしょうがない。

④オススメの本を人に聞かない

本は出会い。タイミング、自分の渇きに従う。自分の渇きを他の人は理解できない。あなたが欲していることと、他人が薦めるものは一致しない。

⑤大型書店に行く

自分の渇きに従って本を探すには、レコメンドされたものからはたどり着けない。月に一回は、大型書店に行く、マーケティングの棚に5分もいれば、大事な本を手に取っているはず。それが今読むべき本。ちょっと合わない本に出会ったら、今、読むべき本じゃなかっただけ。必要となる時のために、本棚にしまう。

⑥費用的読書(喫緊の実践本)と投資的読書(基礎理論、戦略本)をバランスよく

例えば、デジタルマーケティングの実践本は、バファリン。土台となる、投資的読書は、体質改善の漢方。どっちがいいではなく、どっちも大事。再現可能な自分だけの知恵は、土台(投資的読書)からしか生まれない。回収できるのは、3ケ月後、半年後、あるいは1年後。

⑦たくさん読めば、読書スピードが上がる

速く読む方法があるわけではなく、たくさん読むから、書いてあることの当たりがつけられるようになって、斜め読みのスピードも上がる。読書の量が読書の質を作る。最初からいい質(読書法)を求めてもムリ。

⑧読書を続ける(読書は複利で効く)

読んで蓄積したものの全体に対して、次に読んでことが効果を発揮する。


読書の仕方

みんな、最強の読書術があると思ってるが、そんなものはない!

・(池田さん)2千円の本があって、1行でもアンダーライン引けたら、元が取れたと感じる。その1行が、仕事で役に立てば、生涯年収は2千円以上、上がらないわけがない!

読書スピードの上げ方

・10分くらい、以下の準備をする

 ・目的を決め、何を学ぼうか?(こういう課題が解決すればいいなぁ)
 ・著者略歴(どういう人がどういう文脈で書いたか?→はじめに→目次→おわりに)
 ・パラパラと、ざっと全体に目を通す。図などの登場場所がわかる。

・読書は、赤ペンで書き込む。
 赤ペンでゴリゴリ線を引こう → なんで赤線を引いたのか? → 線を引いた理由、感じたこと、思ったこと、自分の意見を殴り書き。文字を書き込むから、マーカーはNG
(あれ、ということは紙オンリー?)

※数が多すぎる付箋は役に立たない(付箋代もったいない)
※メルカリ売却は諦める

 ⇒ いつか、その本の内容が役に立つことが大事


マーケティングを学ぶ時にオススメの本と読む順番を紹介

■リアリティと流れを学ぶ

マーケティングは実学。この世界で活躍するんだ、というイメージを作る。
目の前の仕事がつらくなってきたら、これを読んで、思い出す。


■全体感と課題感

まず、ざっくりとした地図を広げる。


■全体感と構造

マープスの池田さんが以下の本を書いたのは、「全体感と構造」から、次の「流れ」を把握する間の本が見当たらなかったからだそう。この辺を理解することで、一つの概念や一つの事象という点ではなく、面として、何を学んでいるかがわかるようになる


■全体感と流れ

ここまでは、構造はわかっても、流れがわからない。個別の手法、概念 の前にこれらを読む。


※この辺で、抽象化するためのトレーニングが必要


■個別手法・概念

たくさんあるこれらの手法の本を選ぶコツは、渇望感! みんな乾いてる領域(欲している知識、問題意識)が違う。読むべき本は、自分にしかわからない!


■個別理論

この個別理論をやらない人が多い。できる人は、理論を学ぶ。一流に近づきたければ、理論を学ぶしかない。全体感、構造、流れを把握して、理論を学ぶ。実務の実践力をあげるための理論(超抽象度が高いこと)!

こちらの本の講座が始まりますね。楽しみです。


■ケーススタディ

マーケティングの原理原則に対しての、成功・失敗なので、新しさ、古さは関係ない。ここで学ぶのは、抽象度の高いケースのケーススタディ。Webメディアの記事のように、最近の具体的な事例ということではない。もちろん、最近の具体的な事例も、その裏付けまで理解できるなら、読んでもいいけれど、表面的な理解で、「へー、真似しよ」が一番あぶない。ケーススタディには、理論的な裏付けが必要。

理論的な裏付けがあるケーススタディを理解すると、さらに、吸収力が上がる!


■全体理論

ここまでくれば、もう読みたい人が、最後に読めばいい本(800ページ)

感想

ここまでお膳立てされたら、もう読まないわけにはいかないでしょう。すでに読んだ本もありますが、なるべく順番に沿って、自分の内なる渇き(問題意識、欲する知識)を確かめつつ、本を読んでいこうと思います。


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