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クリエイティブなアイデアを生むための読書2週目

クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」は、2週目も続いている。基本は平日のみ。主に無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいる。あとは手元にあって読んでない本から。選んで、読むまで、だいたい30分弱。最大でも1時間。

感想

今週は、ずっと読んでいなかった『アイヌ神謡集』に少し触れててよかった。あと、昔から興味があって、読まずにいた海外の詩人の詩に少し触れている。できれば、原文も少し触れたいところだけど、今は欲張らない。

ジョージ・オーウェルの「あなたと原子爆弾」のような評論はいい。実際に後世の歴史を知っていれば、正しい結論に至った推論ではないことがわかるが、どうやって世界を見るのか、何が違っていたから予測通りにはなっていないのか、を知ることができる。変わること、変わりにくい点にも気づきやすくなるかもしれない。古いからといって切り捨てる必要はない。考え方、思考に使うポイントを知ることができる。

超短いものばかり読んでたけど、ちょっと多めの8千字超あった「技術的精神とは何か(戸坂潤)」も読んでよかった。推論と検証を怠らない技術的精神、生産技術…、どちらも持ち合わせてないな。。たまに、これくらいのボリュームも読むようにしたい。

総じて、昔の評論は、結論が先になかったり、文語混じりで読みにくい。早く慣れてくれるといいんだけど。

実績

2023/3/27(月)
・【詩】梟の神が自ら歌った謡「コンクワ」(アイヌ神謡集)
・【評論】「ヴェニスに死す」解説(実吉捷郎)
・【物語】サンタクロースはいるんだ(ニューヨーク・サン紙社説)

2023/3/28(火)
・【詩】母(リルケ詩集)
・【詩】ある四月から(リルケ詩集)
・【評論】あなたと原子爆弾(ジョージ・オーウェル)
・【物語】狐と猫(ウィルヘルム・グリム)

2023/3/29(水)
・【詩】私は言葉を休ませない(空の青さをみつめていると 谷川俊太郎歌集)
・【評論】書評ーーアドルフ・ヒットラー著『わが闘争』(全訳)(オーウェル評論集)
・【物語】飴だま(新美南吉)

2023/3/30(木)
・【詩】桃夭(詩経)
・【評論】椎茸の話(北大路魯山人)
・【物語】トンボの死(山川方夫)

2023/3/31(金)
・【詩】をとめごころ(蒲原有明)
・【詩】問ふをやめよ(蒲原有明)
・【評論】技術的精神とは何か(戸坂潤)
・【物語】繪はがき(堀辰雄)

これまで読んだリスト


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