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G検定(2022年11月)で、学習したこと、かけた時間、やっておきたかったこと、落ちたらやろうとしてたこと

久々に受験した資格試験、G検定ですが、何か合格してました。正直、まったく手ごたえはなく、試験終了時すぐ、こんなnoteを書いてました。

学習時間と事前知識

学習時間

合格のために必要な学習時間は、約30時間らしいですが、私が試験前に勉強できたのは10時間弱。プラス、カンペ作りに3、4時間といったところ。

(事前知識がなくても、効率的に10時間くらいの学習で合格する人もいるでしょうし、事前知識がある人はもっと短い時間で合格する人もいると思います)

ネットで調べることができて、カンペを用意できる試験だからといって、まったく勉強無しだと厳しい試験です。190問を2時間、一問あたり1分半の文章題が出題されます。問題文を読んで理解するだけでも、10-20秒かかりますし、一つ一つの選択肢が正しいかググっていては、絶対に間に合いません。問題文を読んですぐ、選択肢を1個、2個に絞るくらいの知識は必要です。

事前知識

一応、数学科卒なので、数学に関する問題は、設問内のAI関係の単語の意味さえ理解できれば勉強は必要ありませんでした。過去、前職で1記事だけですが、AIに絡む記事(AIの意思決定や説明可能AIに関するもの)を書いたこともあるので、一般常識レベル、新聞・雑誌を読むのに困らない程度の知識はあったと思います。

それでも、勉強できた! 手ごたえあった! というレベルに到達するには、きっとさらに10時間、いや、15時間の学習は必要だったと思います。

勉強内容とかかった費用

試験勉強を始める前にこの本を読みました。

試験勉強を意識し出した試験前一か月くらいからは、教科書を一回、理解しながら流しただけで終わりました(ほんとは3周くらいしたかった)。

その後、試験一週間前に、こちらの模擬試験を一回だけやりました(ほんとは一か月前から週一回くらいはやりたかった)。

結局、この一回の模擬試験をやってみて覚えていなかったところ、間違った問題を中心に、カンペを作りました(模擬試験終了後、ブラウザを開いたままにしていたので、試験前日~当日にまとめて作成)。

あとは、勉強の間にnote、YouTubeをちょこちょこと見たり、読んだりしました。noteは、有料noteを2つ購入してましたね。動画やnoteで、こんなこと覚えてられない… と思ったことはカンペに内容を書いておきました。

勉強にかかった費用は、テキスト代(1,540円)と、有料note(650円×2)です。最初に読んだ参考図書は、Kindle Unlimitedで無料で読みました。

カンペの内容

カンペは、模擬試験で間違ったところ、たまたま正解したけど理解できていなかったところを中心に作りました。特に人名、発生年、言葉の定義、政策名、ソフト名などは、すぐに確認できるようにしておきたかったので、固有名詞や定義を中心にまとめました。カンペは、試験中、あまり役立ちませんでしたが、10問くらいは、カンペに救われたかもしれません。情報を整理しながら、カンペを作ることで、作成途中で内容を覚えますし、何よりカンペがあることで安心して試験を受けれます。だいたいの試験の全体像が頭に入ったら(テキストの索引部分)、試験勉強の途中から、積極的にカンペは作っておいたほうがいいと思います。

結果

66%の方が合格しているようなので、今回の合格率は高かったんじゃないでしょうか? 試験勉強にかけた時間は少なかったものの、それでも教科書を一周はしてるので、見慣れない用語はほとんど無い想定で受験しましたが… 結構、見慣れない用語がありました。今回が特殊だったのかどうかわかりませんが、テキストだけで勉強するのは危険な気がします。

■合否結果
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【 合 格 】
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総受験者数 7,502名
合格者数  4,964名

■シラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)
1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題:77%
2.機械学習の具体的手法:60%
3.ディープラーニングの概要:80%
4.ディープラーニングの手法:58%
5.ディープラーニングの社会実装に向けて:77%
6.数理・統計:100%
7.法律・倫理・社会問題:71%

受験結果メールより抜粋

もし落ちていたら…

もし落ちてたら、12月から試験のある3月まで、200問の模擬試験を2週間に一回くらい受けて、間違った問題、間違えそうな問題のポイントをカンペにする作業をすると思います(そんな計画的に勉強はできたたことないですが)。カンペにする作業をすることで、だいたいのことは覚えられると思いますし、試験時にカンペがあれば、安心できます。模擬試験は回数を重ねて、正解率が上がっていけば自信にもなりますしね。

模擬試験で9割、9割5分とれるようにしても、今回の試験であれば、見慣れない用語が多かったので、それでも本番では6割、よくて7割くらいが取れるようになるくらいでしょうか? あとは副読本やAIに関する記事を読んで、トピックを入れたいところ。試験に出た見慣れない用語は、ググってもちゃんとした解説が出てこないこともありました。合格してしまうと、仕事でない限り、わざわざAIに関する勉強時間を確保しなくなります。せっかく、試験勉強にかこつけて、時間を確保しているので、ここで少しでも有益な情報は得ておきたいところですね。以下の本は、試験勉強中に余裕があれば、読んでみたいと思っていた本でした(読んでいません)。

幅広く、浅い知識でいうと『AI白書』が気になったところですが、試験勉強以外に使わなそうでしたし、ちょっとだけ眺めるためには、お高いかも… という印象。さらに余裕があれば、という感じですね。

日本ディープラーニング協会さんが、参考図書はまとめてくれているので、自分が興味があること、今後の仕事で役立ちそうな本を手に取ってみてください。

今回、AIに関する最新情報を手に入れるサイトの利用をしなかったので、どういう情報サイトがあるのか知りませんが、そういう情報があれば、時々眺めておいたほうがいいと思います。

さいごに

AIに関する知識は、今のところ、仕事ではあまり必要としていません。今回、AI入門者の守備範囲が少し掴めたので、今後、AIに絡むサービス記事を書いたりしつつ、学習を継続したいと思います。たかだか一か月程度の試験勉強をしたというだけの受験経験に留めず、仕事の守備範囲を広げるきっかけにしたいですね。

試験前日~当日にあきらめず、試験勉強した俺。
あらためておつかれさまでした。ありがとう。よくやった。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。