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短歌活動

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詠んだ歌、歌に関すること
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2020年3月の記事一覧

冴えぬ三月、白く乾いたキッチンに立つ(28首)

近況仕事がうまくいかず。 子どもと週末に会っては、毎回、別れた後の寂しさに耐えきれず。 それらが遠因なのか体調が優れない日が多い。 まさにこれを書いている前日から微熱があって、すわ、流行りのやつか、と思ったけれど、すぐに落ち着いた様子。 気分を変えるため、最近、料理をしてみようとすることがある。 ちょっと煮る、ちょっと焼く、といった程度のことだけれど。 これまで料理をした経験がほとんどない。まさか四十も半ばになって、料理をすることになろうとは。止まない雨はないので、5月には

会報誌に掲載された歌(2020年3月号)

短歌の会報誌に歌を投稿している。送り先は、入会一年目向けの誌面。 10首まで投稿できて、採用は5首前後。多い人は7首採用されてる方もいる。歌はその歌が選ばれる「選」もフィードバックの一つ。何が選ばれて、何が選ばれなかったか、その基準を自分で考えることで歌を見直すことができる。手書きの投稿という面倒さも受け入れて、毎月送っている。 今回は、12/20締切投稿分。5首採用。 若葉集に採用された歌(記載順)「穏やかね」「穏やかだねえ」バス停で透き通る空 霜月の朝 悪寒して一眠り

子と籠る週末(3月前半の18首)

近況六歳の息子とは土日のどちらか会っている。 ただ、最近の騒ぎで、行く場所も思い浮かばず、いつもうちでゲーム(スマホ)をしている。何時間も連続して、ゲームをしている。目が悪くなる、不健康だ、なんて子どもがよくわからない理由で止めることはしない。 とはいえ、どちらも懸念していることではある。ただ、止めさせたいのなら、他に没頭できるものを用意するべきだと思っている。今、そういったものが思い浮かばないから、結局、何時間もゲームをしている。こちらは退屈して、途中から酒を飲み、横でうた