おとおとの あ...の話
なんでもないいつもの朝。
いつものように朝食を作り終えた妻が二人の娘とぼくを起こしに寝室へ。
妻「おーはよ」
長女「おーはよ」
次女「あー」
なんて幸せな朝なのだろうか。
僕もそろそろ横になった身体を起こそう。
すると下腹部に感じる空気感。
屁とともに始まる1日。
悪くない。
お行儀は良くないが僕は腹圧を収縮させ、
お尻を斜めに浮かせ、
いざ!発射!!
ぱにょん
僕「あ..…」
妻「え..…」
------遡ること30年前----------
夕方うんち派の小学生の僕は学童の帰り道
うんちが漏れそうで漏れそうで急いで家に向かっている。
急ではいるが走れない。なぜなら走ると脳が便意に気付いてしまい一気に漏れてしまう。
自分を騙しながら、かつ自分を励ましながらロボットのような動きで家路に向かっていた。
大丈夫。
大丈夫。
この感じなら漏れずに帰れる。
しかし人間とはなんて儚く弱い生き物なんでしょう。
最終コーナーを曲がり家が見えてきたあたりで我慢しようにも
ぷっぷおならがではじめていました。
ここまで来るともう脳がどうこうじゃない。
ぷっぷぷっぷと全力で走る。
よし!玄関を開けてすぐの扉を開ければトイレだ!
玄関のドアノブに手をかけ思い切りまわ…せない!
なんで回せない!!
鍵がかかっているから!!!
「ああああああ.....…」
僕は盛大にもr
-------そして30年後----------
妻「え...…それおならの音?」
僕「確認してきます.…」
トイレで30年振りに漏らしてしまった僕は
30年前の自分と久々に再会するのでした。
涙。。
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