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あにの 依頼の小話

「対局時計作って!」

「対局時計ですか!」

 どうもお久しぶりです。映画の感想の番外編をやるからと急遽1週お休みをいただき、新しいお話を書こうと思った矢先に次男が喉が痛いとか言い出して家族揃って大慌てなあにです。次男は特に熱もなく元気に布団の上で暇を持て余しております。

 さて、対局時計です。皆様御存知でしょうか。
 将棋やチェス、囲碁で自分の持ち時間を管理するための機械です。

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 あには下手の横好きで将棋など嗜むのですが、小さな頃からおとおとがさっぱり相手をしてくれず、結局コマの動かし方を知っている程度の大人になってしまいました。
 せっかくなので今度こそ身近なところに対戦相手をとの思いから子どもたちにルールを教え込んだところ、まんまと気に入ってくれた様子。そこから冒頭のやりとりにつながるわけです。

 対局時計ですか。

 調べてみると安いもので2千円くらいから、良いものだと1万円くらいと、将棋道具にしてはそこそこリーズナブル。

 しかし少年時代ドラえもんを造ることを夢見ていたあに。工学博士を志していたと言っても過言ではありません。(実際は修士)

 ここは一つ作ってみましょう。

材料
百均のキッチンタイマー    2個
押すと入るスイッチ      2個
押すと切れるスイッチ     1個
対局時計っぽいサイズのケース 1個
適当な長さの導線    適量な長さ

そして完成したのがこちら。

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 スタートしたら適宜の時間でカウントダウンを始め、赤いスイッチを押すと止まり相手の側の時計がカウントダウンを始めるという、必要最低限の機能を備えたあに製対局時計の完成です。

 こんな出来ですが子どもたちは喜んでくれたようで、将棋を打つときもそれ以外のときも無為にボタンを押しまくってくれております。

 とりあえずなんでもできる兄ですが、工業デザインの才能がないことだけはよくわかりました。

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