見出し画像

処理能力の低い人

どんな会社でも組織でも、気持ちは前向きなのに仕事の処理能力が低い人がいる。経験を積んだりテクニックを学ぶことで多少改善することもあるけど、そう簡単なものではない。

それは例えば、歩く速度とか食べるスピードのような、その人固有のリズムなのだ。急げと言われて速くできても、すぐまた元に戻ってしまうようなものだ。

それで仕事が滞ったりして、周りの人はストレスを抱える。そして上司も大抵は率先して「ほんとアイツには困ったもんだ」と言う。1人の遅いペースにチーム全体が引っ張られて、パフォーマンスが上がらないと焦るわけだ。

でも、優秀なメンバーばかり集めて「さあいけー!」で仕事が進んでいくなんてことは、ほぼない。そして、もしたまたまそんな幸運があったとしたらその中で自分が一番処理速度が遅いペースを乱すヤツかもしれないでしょ。

そういう、ゆっくりペースの人なりの役割を見つけて活かしてあげることが上司の役割なんだ。というか、中間管理職の存在意義って、そこにあると言っても過言じゃないでしょう。

な〜んて思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?