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「ブロックチェーン」と「ビットコイン」と「マイニング」についてまとめてみた。


「ブロックチェーン」
「ビットコイン」
「マイニング」

最近、何かと耳にすることが多くなってきた単語。ビットコイン含め仮想通貨で億り人になった人が出たの2017年。仮想通貨バブルがはじけたと言われたが、2020年10月以降、ビットコインが再びグングンと伸びていき1BTC=600万円超え。

巷の噂では1BTC=2000万円は超える、いや、1億円は超えるでしょ、と様々な推測が語られていているが、なんかよくわからないけど、なんか夢がある話で興味深い。

政治も注目している分野であることがより興味が注がれる。2021年9月に発足するデジタル庁も「ブロックチェーン」を重要施策として位置付けているようで、自民党の若手議員の中で「ブロックチェーン」に関する協議会のようなものが立ち上がっている。国として「ブロックチェーン」に力を入れていくことを示しているということは、ビジネスチャンスになる。

「ビットコイン」「ブロックチェーン」は、日本だけではなく、世界が注目している分野。さらに、GAFAMを倒せるかもしれないという夢のような話も出ちゃっている分野なので見過ごすわけにはいかない。

まだまだ始まったばかりの「ビットコイン」や「ブロックチェーン」なのでチャンスしかない。ちゃんと勉強して、仮想通貨投資だけではなく、ビジネスにも役立てみたいと思ってきたので、そもそも「ビットコイン」や「ブロックチェーン」、「マイニング」とは何か、基礎を勉強し、まとめてみようと思う。

ブロックチェーンとは


「分散型台帳」とよく言われるが、ピンとこない。なんとなくイメージできる説明が『管理者がいない』ということ。ビットコインなどの取引履歴をまとめたブロックを複数のコンピューターで手分けして、チェーン(鎖)のように繋げて情報を共有をしている技術。

国であれば政府が管理者だし、円通貨であれば日本銀行が管理者。「ブロックチェーン」という仕組みには管理者がいない。世界中に分散して、複数のコンピューターに同じデータを保存しながら運営していく仕組み。

ビットコインなどの仮想通貨の取引履歴や取引金額などのデータがブロック上にまとめられて、ブロック同士がチェーン上に連なっている取引台帳がブロックチェーンと言われるもの。

ざっくり簡単にいうと下記です。

管理者=コントロールできる
管理者いない=コントロールできない

ブロックチェーンは個々のユーザー同士がネットワークを結んで直接やりとりする形を取っていて、「P2P(ピアツーピア)方式」を採用している。P2Pは新しい技術というより以前から利用されている技術のようで、WinnyやSkypeなどでも利用されているとのこと。

ビットコインの取引を見ると、取引を1個ずつ管理者が個別に承認するなんてことはせず、数百や数千個といった取引をまとめて行うことができる。同じブロックチェーン、同じネットワークに繋がった複数のコンピューターが同じデータをそれぞれが保存して、確認できるようになっている。

複数のコンピューターに取引履歴となるデータが保存されているため、誰から誰に通貨が送られたのか、どのような取引を経由されたのか、過去に遡って複数のコンピューターで確認することができる。

「複数のコンピューター」というのがポイントで、中央にあるひとつのコンピューターであれば不正や改ざんがされてしまうとデータが書き換わってしまうが、ブロックチェーンのように世界中に「複数のコンピューター」にそれぞれのデータが保存されている形だと不正や改ざんはされにくい。ほぼ不可能ではないか。

誰かのコンピューターひとつに不正に入り込んで、データを改ざんしたりしても、世界中にある複数のコンピューターと整合性が合わなければ、不正操作されたコンピューターだけが間違っていることがすぐにわかる仕組みになっている。

中央のサーバーで集中処理するのではなく、世界中のネットワークに繋がったコンピューターが取引の正しさを承認し、コンピューター同士で承認する運用になっている。実に民主的な方法をとった仕組みと言える。


ビットコインとは


「デジタル通貨」と言われるもの。つまり、インターネット上で使える通貨と言えばイメージがしやすい。ブロックチェーン上で動いている通貨になるため、どこかの国に属する通貨ではなく、世界中で共通して使える通貨で、みんなで運用する「分散型通貨」と言われる。そして、高度な暗号セキュリティに守られた「暗号通貨」とも言える。

仮想通貨のひとつにビットコイン(BTC)があり、他にもイーサ(ETH)やリップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)など様々な通貨が存在している。

ビットコインの使い方は簡単で「ウォレット」というアプリをスマホやパソコンに入れておけば使うことができる。セキュリティ面も安心と言えそう。ビットコインによる支払いは、送金中に電子署名という暗号で守られているとのことで、送金中にビットコインが他人に盗まれることはないという。

用途も広がってきていて利便性が高まってきている。
・現金払いやクレカ払いなどのように支払い決済ができる
・海外送金が手数料安く、相手に届くのも割とは早くできる
・企業であれば資金調達ができる
etc

ビットコインはブロックチェーン上で動いてる仮想通貨であり、中央で管理しているわけではなく、ビットコインのネットワークに参加するコンピューター同士で送金等のやりとりが行われる。中央にあるサーバーで管理しているわけではないので、トラブルが起きてもデータは消失しないし、利用停止中などがない。

信用も担保されているようなもので、複数のコンピューターで、みんなで取引履歴を確認することができるため、偽造したり、改ざんすることはほぼ不可能であり、逆に、偽造や改ざんがされてしまっては、信用は失墜する。それぐらい強化セキュリティ、信用のもとビットコイン含め仮想通貨は運用されている。

注意点としては、サポートセンターのようなところはなく、何か問い合わせをして、その場で解決してくれるようなサービスでもないため、基本的には自己責任でビットコインのやりとりを行う必要がある。

あと、ビットコインの発行量は上限があり、2100万枚発行された時点で打ちとめになる。2141年に掘り当てが終了する計算になっている。先の予定ではあるが、利用用途はあり、資産価値としても将来的にはあると考えられるため、今現時点でいくらかビットコインを持っておいていいと思う。

現在は1BTCの価格の変動が激しいため、投機的な視点で投資を行うことはリスクだと思う。ビットコインに限らず、仮想通貨に投資する場合、長期的な目線を持って投資することが大事と言えそう。1BTC=2000万円、1BTC=1億円もありえるかもしれないので(あくまで推測的な噂)

マイニングとは

「採掘」と言われている。ビットコインはマイニングに参加している人たちが承認し合うことで運営されている。ビットコインが欲しい人たちがコストと時間をかけて競争し、10分ごとに繰り広げられる承認レースで1番になった人にビットコインが支払われる仕組みになっている。この承認作業のことを「マイニング」と呼んでいる。

ビットコインは通貨なのでマイニングの競争に勝てば、報酬としてビットコインがもらえるため、承認作業に参加している人たちは皆、本気で参加する。

マイニングに参加するには膨大なマシンパワーと電力が必要になるため、個人で参加するにはハードルが高すぎる。ビットコインは将来の見込みがあるので、マシン代や電気代のコストをマイニングで得た報酬が上回れば利益になるが、普通に取引所や販売所でビットコインの売買を行う方が賢明です。

ボラティリティが激しかったり、ビットコインは有望ではあるが、未来のことはわからないので、そこまでコストをかけるべきは考え所。そもそも資本力が物言う世界なので個人が参入するのは相当難しい状況。


まとめ
「ブロックチェーン」はコピーや改ざんができない技術
「ビットコイン」はブロックチェーン上で動く仮想の通貨
「マイニング」はビットコインが欲しい人の承認レース

ざっくりしすぎ感はありますが、簡単にまとめておくとこんな感じ。

中央で管理されない、自律的な分散された状態で成り立つ仕組みは今後どのように発展していくのか、社会に浸透していくのかは注目です。現状は、中央の規制で色々とコントロールされているが、ビットコインを法定通貨に認定する国が出てきたり、ブロックチェーン産業に参入する企業が続々と現れていることを見ると、これからはブロックチェーンを絡めたサービスや技術がスタンダードになっていくと考えられる。

ITではGAFAMやBATに負けたが、ブロックチェーンならどうだろう。最初から何かと規制するのではなく、何かエラーが起きたらすぐに対処、規制するなどスピード感を持って勝負していかないといけない。

まだまだ知らない仕組みや通貨があるので、引き続き用語のチェックを進めていきたいと思う。

勉強に使用した書籍はこちら。2017年出版と結構前の書籍だが、「ブロックチェーン」「ビットコイン」「マイニング」の基礎を学ぶには大変役立つ書籍なのでオススメ。


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