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【日刊のぐりゅうAIニュース vol.4】新会社オンワードデジタルラボ設立 / 1500万円のIoT自転車

「すべてのマーケターにAIを!」がモットーの のぐりゅう(野口竜司)です。さて、本日もAIに関わるニュースを取り上げます!

1月14日(月)のニュースは次の2つです。

1. オンワードがデジタル改革加速 外部から招聘した人材がトップの戦略子会社設立

2. IoT自転車のハード技術よりソフト技術に期待したい 〜1500万円のIoT自転車、Cerevoが発売 全身を採寸して完全カスタマイズ 金属3Dプリンタで製造〜

オンワードがデジタル改革加速 外部から招聘した人材がトップの戦略子会社設立

村田氏は前職のベイクルーズでIT開発を内製化したファッションEC事業モデルの確立で成果を上げており、オンワードHDでもデジタルに特化した戦略子会社を設立し、ITのシステムやマーケティングの開発力を強化することで、デジタル改革を推進すると見られる。

オンワードさんにビッグネームのマーケター/経営者さんが続々と集まっていたのはこの新会社設立の流れだったんですね(大納得です!)。新たな会社として切り出し、ホールディングス全体にデジタル化の効果を切り出そうとする姿勢には、本気度を感じます。

新しい会社がグループのシェアードサービスを提供し、レベルを共通にしてゆきたい。特にセキュリティー、顧客データなどの安全管理をしっかりしたレベルにもってく

セキュリティや顧客データなどの安全レベルを上げる”守りのIT”の面がまずは語られていますが、AI/機械学習や店舗におけるIoTや先端テクノロジーの活用といった”攻めのIT”についても、きっと怒涛の展開を実行されるのではないかと期待をしております!

IoT自転車のハード技術よりソフト技術に期待したい 〜1500万円のIoT自転車、Cerevoが発売 全身を採寸して完全カスタマイズ 金属3Dプリンタで製造〜

IoTベンチャー企業のCerevoが、1500万円(14万ドル)のIoTロードバイク「ORBITREC」を10台限定で生産すると発表しました。

1500万円という価格にもビックリですが、テクノロジー観点から、特に気になるのがこの部分。

9軸センサー(加速度・角速度・地磁気)、温度、気圧、照度、GPSを内蔵し、走行中の精密なログを取得・分析できる。傾きや衝撃などフレームの状態も取得。GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体の情報とともに振り返り、分析できるという。BluetoothとANT+を搭載し、ANT+対応センサーのデータを記録しながらスマートフォンと連携できる。

IoTセンシングデータの強みとしてはスマホ筐体からは取れないより繊細・詳細なデータをとることにあります。このIoTロードバイクにおいては、加速度・角速度・地磁気あたりがそれにあたる感じです。地磁気は勉強不足でしらなかったのですが、地球が出す磁波の変化によって屋内含めた正確な位置情報を把握できるものらしいです。また、傾きや衝撃のデータや過去の走行ログも保有。

同機のほか、同社のスマートサイクルデバイス「RIDE-1」から収集したデータを解析し、ライディングがより安全で楽しくなる情報をフィードバックする専用解析サーバも開発した。

より安全で楽しくなる情報をフィードバックする専用解析サーバも開発しているとのことです。乗る人の身体の状態に合わせてフルカスタマイズできるハードとしての技術もすごいですが、繊細なデータの蓄積とAIの組み合わせによって生み出すことができるソフト面の技術展開にもおおいに期待したいです。

タイトル画像はIT media「1500万円のIoT自転車、Cerevoが発売 全身を採寸して完全カスタマイズ 金属3Dプリンタで製造」より引用

AI活用のエバンジェリスト 野口竜司(のぐりゅう)

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