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韓国語の勉強を始めた理由

2016年の冬頃だっただろうか。
10年ぶりに見た韓国ドラマが非常に面白く、ハマってしまった。
しかし、テレビや動画配信サイトばかり見ているのは、子供の教育上あまりよろしくない。
「母は韓国語の勉強をするためにドラマを見ている!」宣言をし、
勉強せざるを得ない環境を作った。
ラジオの韓国語講座は毎日聞き、テレビの韓国語講座も毎週欠かさず見た。
始めた時期が講座の開始時期より遅かったので、最初はとりあえず聞いてみるだけだった。

これでは勉強にならないので文字の読み書きの練習を始めた。
書いてマスターハングル練習帳を購入し、ひたすら文字の練習を始めた。
この練習帳の購入の決め手は、
「書いた分だけ読める、わかる、話せる!」
のキャッチフレーズ。

結果として、4月から新たに始まるテレビ、ラジオ講座についていくための予習という気持ちが生まれ、発音しながら文字を書いて練習した。
文字の練習と一緒に、簡単な文章を書く練習もできる。

日本語より発音は多いけど、ひらがな+カタカナより少なく、漢字もない。
語順も日本語と似ているし、この外国語なら私もできそう!
と思い3ヶ月くらい続けた。

その結果、2倍速で見ていたある時代劇の中のセリフがはっきりと聞き取れるようになった。
何かの間違いかと思い、10回ぐらい聞き直した。
しかし結果は同じ。
「世子の毒殺は失敗だ」
助詞、助動詞は多少違うが、名詞の発音が日本語とほぼ同じだったのだ。
「세자 독살은 실패했다.」

絶対に使うことのない言葉だが、初めて聞き取ることのできた言葉。
印象的で忘れられない。

何よりも聞き取れて意味もわかってすごく嬉しかった。
そうして私のゆるーいペースの韓国語勉強が続くことになったのだった。


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