野口智博の水泳よもやま話し;ビート板編その1

スイマーの誰もが、初心者の頃から、ずーーーっとお世話になっているであろう「ビート板」。
パドルと同様に、今では様々な形があるビート板だが、どのような経緯で、そのようにして広まって、今の状況になったのでしょうか?

1 ビート板のはじまりはサーフィンから?
2 アドルフ・キーファーの発明
3 日本のビート板の歴史
4 ビート板の持ち方や用途と形状の開発

1 ビート板のはじまりはサーフィンから?

ビート板の始まりは、サーフィンに由来しているようです。
この記事、すごくよく調べてあって驚いたのですが、1930年代には、すでに日本でもアメリカでも、木の板のビート板が利用されていたことがわかります。
アメリカ製のものは、木の板を張り合わせた形で中が空洞になっているようで、浮力が高い一方で、日本製のものは、まんま木の板なので(笑)、浮力がかなり乏しいと書かれています。

実際、私が小学生の時に、島根大学附属小学校プールにあった数枚の木の板は、まんま木の板を楕円状に削ってあるもので、確かにニスが塗ってあり、表面は少し滑る材質だったかと記憶しています。なので、プルの時に、両脚に挟むのに大層難儀した記憶があります(笑)。

その後、ビート板はこの人の手によって、世界中に広まります。

2 アドルフ・キーファーの発明

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