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イタリア語を始めたきっかけ

こんにちは、のぐちです。

約6,000万人の話者を持つイタリア語。イタリアをはじめ、サンマリノ共和国・バチカン市国・スイスの一部で話されている言語です。

今日は、数ある外国語のなかで「なぜイタリア語を始めることになったのか」について、書きたいと思います。

初めてのイタリア・フィレンツェにて(2012年2月)

「土曜日の午前中、早く起きて活動したい」

2014年、社会人3年目の春にこう思ったのが全ての始まりでした。

というのも、当時の自分は広告会社に勤務していて、毎日夜遅くまで働いていました。仕事に慣れるまで大変だった社会人1〜2年目を終えて、初めての部署異動でさらに大変な部署へ異動となったばかり。毎日終電近くまで働き、夜ご飯は深夜0時の松屋やすき家みたいな日々を過ごしていました。

1日の仕事のストレスを解消してくれた罪深い夜ご飯

そのため、月曜から金曜までの蓄積された疲労が頂点に達する土曜日は、起きたら夕方という日も少なくありませんでした。しかしながら、

「貴重な休日を台無しにしてしまった」

という罪悪感がものすごく、「このままではダメだ。せっかくの休日を有意義に過ごしたい」と思うようになりました。

それならば、「土曜日の午前中に何かルーティンを入れることで、朝早く起きる習慣を作ろう!」と思いつき、何か良い習い事や趣味がないか必死に探しました。

そこで、候補に上がったのが「外国語学習」でした。

大学の卒業旅行で初めて訪れたイタリア。あれから2年経っていましたが、当時感動した街並みや世界遺産、食べた料理、触れ合ったイタリアの人々を思い出しました。

初めてのイタリア・ミラノにて(2012年2月)

また、せっかく新しいことに挑戦するので、話者が多い英語ではなく、マイナーな言語を勉強してみたいとも思いました。

そこで「イタリア語しかない」と思った自分は、インターネットでイタリア語教室を検索しました。そこでヒットしたのが、東京・九段下にあるイタリア文化会館のイタリア語教室です。

調べたところ、ちょうど入門クラス(A1レベル)の授業が毎週土曜日の11:00-12:30で、早すぎず遅すぎずピッタリなスケジュール。すぐさま申し込み、イタリア語を始めることになりました。

その結果、地元・九州の会社にUターン転職するまでの5年間、イタリア文化会館のイタリア語教室に通い続けました。

楽しい5年間でした

また、イタリア文化会館の奨学金を利用させていただき、提携先のイタリア現地の語学学校へ3回ほど短期留学したのも良い思い出です。授業料がタダになったり、金銭的な面でも大変有り難かったです。

※イタリア文化会館のイタリア語教室・短期留学については、また別の記事で詳しく書きますね!

まとめ

最初から「イタリア語を勉強するぞ!」と思って始めたわけではなく、「土曜日の午前中に早く起きて活動したい」というきっかけからスタートしたイタリア語。

素敵な講師やクラスメイトにも恵まれました

「あの時、仕事が忙しくなかったら」

「卒業旅行でイタリアに行ってなかったら」

「入門コースの授業が土曜日の午前中に開講されていなかったら」

何か一つでも欠けていたら、今の自分はイタリア語を勉強してないし、イタリアの大学に進学することにはなっていませんでした。

10年前の2014年に「イタリア語」を始めたことが、10年後の自分の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

次回は、「なぜ会社を辞めて、イタリアの大学に進学するのか」について書きたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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