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山手線沿線膝栗毛 十六編:東京国立博物館の巻 2020.1.18

上野旅その3。
今回はケンイチが久々参加。
東京国立博物館、略してトーハクへ行く予定だったんだけど、博物館系にあまり興味がないケンイチが参加ってことで上野周辺散歩プランに急遽変更。

しかし!

前回に続きまた悪天候&寒波。
家出る時には雪もちらついていた。
上野に着いても雨降っているので、やっぱりトーハクへ行くことに。

トーハクのプランがあったのは悪天候中の幸いってとこか。

入口付近はチケットを買う人でごった返している。
買う列の導線も窓口の対応もなんだか効率悪い感じで若干もたつきながらもトーハクへイン。

トーハクは敷地内に7つの博物館がある。
全部見て回るのにどんだけ時間がかかるか未知数だ…でもとにかくよくわからないから、入り口に一番近い東洋館から順に見て回ることに。

館内は暑いくらいだけど、雨と寒さをしのげるのは助かる。

東洋館は主にアジア系の美術品が展示されている。
地下5階、地下1階といきなりがっつりな展示の量。
建物は1968年開館と思ってたよりも古い。

上から順に下っていくと3階あたりで特別展がやっていて、これが凄かった。
カタールの王族のコレクションのようで、金ピカなやつからミイラまで常設展のみの料金でこれらが見れるのでこれだけでお腹いっぱいになれる。
ここは撮影禁止だが、ケンイチはそれに気づかず撮っているのでさすがに注意した。

東洋館ですでに疲れたけど、まだまだ始まったばかりだ。

お次は本館。入って一番正面に構えている帝冠様式の建物。
1938年開館。昔の洋風建築は重厚感があるよね。

中も重厚感のある凝った造り。
本館は即位礼正殿の儀で用いられた高御座が特別に公開されていて、この寒空の中かなりの行列を作っている。

ぼくらは特別展へは行かず、その脇を通って中に入る。

本館だけあって日本の色々な美術品が展示してある。
しかも正月なのでそれに関連したものの展示も。

1階でアイヌと琉球を見たあとに、個人的に見たかった超絶技巧の鈴木長吉「銅鷲置物」と、宮川香山の「褐釉蟹貼付台付鉢」が展示してあって感激。超絶技巧はもう凄いとしか言いようがない。

写真撮り忘れるぐらい凄い(言い訳)。

グッズ売り場でポストカード買おうと思ったけど、いいの見つからず…悔やまれる。

お次は平成館。
名前のとおり1999年開館で新しい。

2階は特別展なので1階のみ見て回ったけど、仏像系がここにあってテンション上がる。
遮光器土偶も平成館だっけ?もうどこに何があったかわからなくなる。
ここらで疲れもピークなので休憩したいところなんだけど、特別展やっているので人手が多く、座れるところが埋まっている。
なので次の資料館という地味な名前の所なら座り放題だろうと行ってみるも、改装中で中入れず…

隣の表慶館は今回の本丸だと思っていたら、ここは特別展がある場合のみ開館しているそうで、今日は閉まっている…知らなかった。

法隆寺宝物館でやっと休憩。
ここは奥まっているところにあるので、人も少なく静かだ。
この宝物館で最後なんだけど、2つの建物がやってなくて予想外の時間が余ってしまう。

敷地外にある黒田記念館は17時閉館で、今は16時半でもう行けない。

でもY氏は階段登るのも一苦労なほどに疲労困憊しているんで、ちょうど良かったかも。
宝物館は2階までしかないが、意外と広く誰もいないのでゆっくり見れた。

外に出るともう日が落ちて暗く、建物がライトアップされて昼間とは景色が違う。

ちょっと時間は早めだけど、みんな疲れたので他は寄らずにまっすぐ地元に帰りました。

<本日の行程:4.7km 地図は割愛>

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