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ちっちゃいくん

わたしはこどもに「ガン見」をされる。

年齢が小さくなればなるほど、よーく観察してくる。初めて遭遇する生物に強い興味を持つことは、とても良いと思う。いきなり触ってこないのも正しい。なので、もちろんこちらとしても、気安く触ったりしてはいけないと思っている。

「こどもに好かれるのね」とわたしにいう人がいるけれど、それはたぶん違うと思う。目を見て、「あぁ、こいつとはともだちになれないな」と思われているんだろうな、と感じることもある。もちろんわたしにも好き嫌いはある。それはお互い様なのだ。

子供らは生まれ持って好き嫌いがあって、個体によってその好みは千差万別なので、こちらを気に入れば笑ったり近寄ってきたりする。ただ、こちらからは不用意に近付かないようにしている。それは、こどもから見ればこちらはゴジラのようなもので、大きくて怖いに違いないと思っているからだ。あかちゃんが知らない人に触られて泣くのは、「本気で不快だから」に違いない。大人が電車の中で、見ず知らずの人に対して、可愛いからといって頬を触ったら、どうなるかは目に見えている。それと何も変わらないと思うのだ。けれど、なぜか「大人」はそれを忘れる。 あっ!わたしも大人だった! 子供時代があった事を忘れるのもどうかと思うけれど、大人であることを忘れるのもどうかしてると思う。わたしはバランスが悪い。

ところで、「可愛いと思ったのでさわってしまったのです」と言って許される人と、許されない人がいたりする...。 の話しはまた今度。  するかもしれない。


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