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かくねんりょうってどうやって作るの?

何も核を作ろうとかそんな物騒な話ではないので、ご安心を!

息子から聞かれたことなので、答えられんとなーと思い学び直したこと。

原子力発電って仕組みは意外に簡単だけど、使用後や何か問題が起きた時にとんでもない“厄介もの”なんですよね。

それでは作り方を見てみましょう!

「原子力発電」は、水をわかして蒸気を作り、その蒸気のいきおいよくふき出る力を利用してタービンと発電機を回し、電気をつくっています。
火力発電と一緒ですね。
原子力発電では、燃料としてウランが使われています。

核燃料は、濃縮ウランを小さな円柱形のペレットに固めたものです。
その核燃料を縦に重ね、ジルコニウム合金の被覆管で覆ったものが燃料棒になります。
原子炉内では燃料棒が束になって水につけられています。
濃縮ウランの核分裂反応によって生じる熱でお湯を沸かし、高温の水蒸気でタービンを回して電気を作ります。

引用:https://www.hepco.co.jp/energyisland/school/nuclear_power.html

発電に使い終わった燃料がリサイクル可能だったり、二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーというメリットもあります。

しかし、
1,800度を超えるとジルコニウム合金の被覆管が溶けます。
燃料棒が露出してしまうことになります。

2,800度を超えると、核燃料ペレットが自熱で溶け出してしまいます。
ドロドロに溶けた超高温の濃縮ウランが格納容器の底に流れ落ちることをメルトダウンと言います。

そして懸念していたデメリットの部分が2011年の原発事故で露呈しました。

まだ人類が扱うには早すぎ気がするような。

放射性廃棄物や燃料デブリの問題もまだまだ山積み。
これ何世代かけても終わらないと思っている関係者多いんじゃないかな。

起こってしまった過去を検証し、後世の学びにしていくしかないけど、
そもそも論として、今の日本ってそんなに電力必要なのかな。

コンセントの向こう側には一体何が。。

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