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にじさんじとホロライブと任天堂問題について思う事

どうもこんにちはこんばんは


今回はVtuber界隈にて大きな話題を呼んだホロライブの任天堂問題についてと思う所を語っていこうと思います

Twitterを色々めぐっていた所、騒動からしばらく経った今でも様々な意見をツイートしている人を見かけたので書いてみようかなと思いました


今でも一部視聴者からはホロライブとにじさんじ、果てはアイドル部を対比して様々な持論が展開されており、それを目にしてるせいなのかはわかりませんがホロライブ所属のVtuberの中には最近ピリピリとしている人もいるようです

ホロライブ以外にも企業を超えて様々なVtuberにも影響を及ぼしたこの問題

なんでこうなったのか、そもそもゲーム実況についてとか色々とダラダラと語っていこうと思います



①事の発端


まずは皆さん既にご承知のことかとは思いますが騒動の概要から話します

そもそもの事の発端は「にじさんじ」を運営するいちからが任天堂と任天堂が著作権を保有するゲームの利用に関して包括契約を結んだことです

ようは「にじさんじ」は任天堂のゲームをYoutubeで収益を稼いでもいいですよーという契約をしたわけです

何故いちからは契約を結ぶ必要があるのかというと、任天堂は個人を対象とした場合のみゲーム実況の収益化を許可しています

つまり企業である「いちから」はこのままだと著作権侵害になってしまうので、きちんと契約を結んで著作権利用の許可を得たというわけです

このニュースは大々的な話題となり、界隈を駆け巡りました


そして視聴者たちからある指摘が上がりました

ホロライブはどうなんだ…?

ホロライブはこれまでも多くのゲーム配信をしており、もちろん収益化もしていました

それに対してちゃんと許可取ってるんだよね?大丈夫だよね?という心配の声がTwitter等で多く上がったわけです

その声を受けてかそうでないかはわかりませんが、その後ホロライブの運営であるカバーが声明を発表します

内容は簡単に言えば

これまでゲーム実況を権利元に無許可で行っていた

というもので、この声明も合わさり界隈に非常に大きな影響を及ぼしたというのが概要です



②ゲーム実況界隈について


基本の話として昔からゲーム実況界隈はグレーな部分を多く含んでいます

そもそもゲーム実況自体が権利侵害になりかねない活動です

もちろん最初からゲーム実況を許可しているゲームもありますから全部が全部そういうわけではありません

ですが任天堂のようにガイドラインを設定してるところもあれば、ゲーム会社によっては黙認をしているケースもあります

ようはゲーム実況自体が権利元の優しさで成り立っているという側面もあるわけです


権利元からすればこの世に無数をあるゲーム実況1つ1つをチェックし、それぞれに対して権利侵害を訴えてるなんて手間だからやってられないわけです

またゲーム実況者が配信活動をしてくれるおかげ、というと言い方が変かもしれませんが、そのゲームの宣伝効果にも繋がるということもあり黙認や配信許可を出されていたという背景もあるかと思います


今回は大きな騒動になりましたが、今まで権利問題がここまで大きな話題とならなかったのは多くのゲーム実況者が個人活動して行っていたからというのも原因だと思います

いにしえのニコニコ動画やニコニコ生放送がそうですよね

前述の通り個人活動として行う分には任天堂側も許可していましたし、その他ゲーム会社も黙認していました

ただ近年では配信者を集めて企業としてビジネスを展開している会社が現れてきたのもあり、任天堂がガイドラインを出したんじゃないかなーと思っています


今回Vtuber界隈について話していますが、任天堂と包括契約を結んだのはいちからだけじゃなくUUUMなどYoutuber事務所も契約を結んでいます

今までグレーだった部分にしっかりと白黒の線引きがされたわけですから、これからゲーム実況界隈も少し変わっていくんじゃないかなぁと思います

いちからやホロライブのような大手ではない小規模のVtuber事務所やYoutuber事務所も同様の動きが求められていくんじゃないでしょうか



③いちからってしっかりしてるよねという話


この騒動が起こってから思った事はいちからはしっかりしてるんだなということです

まぁ企業活動でやっているわけですから当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが…

先に言っておきますが、他のVtuber事務所について貶める意図をもって話す話ではありません

もちろんいちからをヨイショする為でもありません



かつて笹木咲ちゃんが引退したことがありました

理由は「権利の関係でやりたいゲームの配信が出来なかったから」というものでした

ですが後に「配信事情が変わり、出来るようになったから」と復帰してくれます

この一連の流れからいちからが所属ライバーに対して権利関係の指導や管理などをしっかり行っていたことがわかります


また運営側と所属タレントでスプレットシートを用いてやりたいゲームの問い合わせとその配信許可の有無の情報共有が行われているという話も聞いたことがあります

いちからは権利関係にかなり慎重にこれまで運営を行っていたということですね


今回の任天堂との契約がどちらから持ち掛けたかなんて私にはわかりませんが、恐らくゲーム1つ1つに対して毎回問い合わせをしていると双方大変なのでいっそ包括的な契約を結んでしまおうと思ったんじゃないかなと想像しています

なのでいちからはこれから他の大手ゲーム会社とも任天堂と同様の契約を結ぶ可能性も高いんじゃないかなと思っています



④バチャ豚の同志について思う事


最後にバチャ豚の同志たちについて思う事を話します


以前の

でも話したことなのですが、我々視聴者はライブ配信というコンテンツを享受しているだけの外野でしかありません


なのでまず言いたいことはにじさんじvsホロライブみたいな対立煽りや実際にファン同士で噛みつき合うのは不毛なので止めましょう

くれぐれもアンチがーとか全肯定がーとか騒ぐのは止めてください

Twitterにはブロックという素晴らしい機能があります

ブロックすれば嫌な人のツイートは表示されなくなりますし、相手からリプライも来なくなります

正直自分の推しが貶されて怒りたくなる気持ちはとてもよくわかります

私も自分の推しが貶されれば怒るでしょう

ですが、それに噛みつき返す前にそんな相手はどんどんブロックして抹消してきましょう

嫌な相手に時間や思考を割くことなんて本当に無意味でしかありませんし、部外者同士が場外乱闘を起こして双方の推しに迷惑をかけるなんて最高に不毛だとおもいませんか?


また本当に素っ頓狂な考えだなと思ったのですが、任天堂を悪として噛みつくのも辞めましょう

今回の話はシンプルに

・いちからが任天堂に正式に任天堂のゲームの配信許可を得た

・ホロライブは任天堂に無許可で配信を行っていた

というだけです

別に任天堂がホロライブに対して権利侵害で訴えたというわけでもないですし、今回の件に対して声明を出したわけではありません

任天堂は何もしてません

それにそもそも権利元は任天堂なわけですし、そこに噛みつくのはお門違いです


3つ目に言いたい事はゲーム実況等推しの活動については元々視聴者がとやかく言う事ではないということです

権利者でも何でもない我々が今回の事で何か不利益を被りましたか?

何もないですよね?

今回の問題は確かに視聴者が騒ぎ立てたことでカバーが無許可配信を行っていた事実を公表して謝罪をしました

ですが別に騒ぎ立てたことが正義なわけでもなく、視聴者に正義があるわけでもありません

権利問題はゲーム実況をする上ではどこまでもついてくる問題ではあります

ですが、それは権利元と配信者・その運営企業の問題であって視聴者は完全な部外者です

また今回の記事とは関係ありませんが、Vtuberそれぞれの活動についても本人と運営企業の問題であって視聴者は完全に部外者です

部外者にも関わらずさも当事者かのような口ぶりで騒ぎ立てるのは賢いとは言えません

当事者間の問題は当事者同士で解決すればいいのです

我々視聴者が出来ることは『見る』、『見ない』の選択をすることだけです

どうしても権利許可が取れているか気になって気になって仕方ない、ということであれば是非『見ない』という選択を積極的に取ってください

わざわざそれで噛みつきに行くなんてアナタの時間の無駄です



最後に一言だけ

今回の騒動を経てもアナタの推しはこれからも楽しい配信をしてくれると思います

なので余計な事は一々気にせず、是非視聴者の範囲で純粋に推しの配信を楽しみましょう

それがコンテンツの正しい楽しみ方だと思います


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