見出し画像

【Web3×地方創生】奉還町モデル(1) メタバース商店街のゆるキャラを作ろう

Web3について国家戦略として様々な取組がなされています。Web3×地方創生も大きなテーマであり、山古志村、紫波町等の取組が注目されています。ここでは岡山の商店街で取り組んでいる「Neo西奉還町商店街メタバース化計画」を「奉還町モデル」として紹介していきたいと思います。
今回は、私もDAO活で関わっているNeo西奉還町商店街メタバースのゆるキャラを作る取組について語ります。メタバース都市初のゆるキャラ、Web3手法初のゆるキャラという取組にぜひ注目!

■Neo西奉還町商店街メタバース化計画とは

Neo西奉還町商店街メタバース化計画とは、岡山にある西奉還町商店街で、地方都市の商店街にある課題の解決に向けて、Web3技術を組み合わせながら商店街をメタバース化しようという計画です。
「世界中からアクセス出来る商店街へとアップデート」をコンセプトに、まずはNFTアートのAR展示に取り組み話題を呼んでいます。
地方商店街の課題であるショッピングモールやAmazonに客を奪われたり、高齢化や施設老朽化、他にも様々な課題がある中で、新しいテクノロジーを用いた可能性に挑戦している取組です。この取組が成功し、奉還町モデルとして全国の商店街の活性化に繋がる少し未来が訪れて欲しいと応援しています。

■Web3手法でメタバース商店街のゆるキャラを作ろう

今回はこのNeo西奉還町商店街メタバースのゆるキャラを制作するプロジェクトをご紹介します。
これはNeo西奉還町商店街メタバース計画をおもしろいと思った有志による、非公認で始まったプロジェクトです。DAOの中で実験的にWeb3手法を取り入れて制作することとしました。
DAOにはデザイナー、コンセプター、岡山ご意見番、わちゃわちゃ係…様々な背景とスキルを持った方々が集まりました。キャラクターアイデンティティやビジュアルコンセプトはDiscordでコミュニケーションを取りながら決めています。
ラフ案もDAO内で募集し、集まった案をディスカッションしながら一つのラフに落とし込んでいます。
そして、ラフやキャラクターアイデンティティをもとに広くキャラクターデザインを募集しました。複数デザインの中から、DAOでこの取組に関わって人の持つトークンによる投票でデザインが決まっています。

ゆるキャラ3原則を守りながらも、メタバースゆるキャラという今までのゆるキャラの概念を超えた、新時代のゆるキャラとなっています。
・宇宙人!
・頭が浮いてる!!
・体のどこかが発光している!!!

■メタバースゆるキャラが地方創生で活躍

ゆるキャラによる地方創生では、ひこにゃんやくまもんのIPによる貢献が成功事例としてあります。もちろん、ねふぉん君もIPを使って色々活躍する予定です。さらにWeb3技術を使うことが念頭に置かれており、キャラクターNFTの制作が考案されています。
他にも、山古志村を参考に、メタバース都市のデジタル住民票という案等も議論されています。そして、メタバースとリアルの商店街の繋がりが相乗効果を生むようなデザインにより、まさにWeb3×地方創生の道を切り拓いているといえるでしょう。

■まとめ

メタバースもただの現実都市のコピーではすぐ過疎化してしまいます。様々な体験デザイン、コミュニケーションデザインがメタバース住民を増やすために重要となります。メタバースゆるキャラをキーとしてWeb3技術と組み合わせる新しい挑戦は、Web3×地方創生として大きな可能性があるのではないかと私は考えます。


※協力
Neo西奉還町商店街メタバース化計画
DAO:のんびりWeb3

【過去の少し未来の参考note】


お読みいただきありがとうございます!お気軽にコメント、スキをいただけると喜びます!全記事のサイトマップはこちら⭐︎ https://note.com/noeldata/n/n15a999015a4d