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4月のぷろろーぐ。


今日は前々から雨が降ると言われていた通り、
お天気が悪い日です。
去年まではこういう日に理由をつけて
休んでいました。

しかし今年の私は違うので、
無心でお仕事に向かいます。

私の家からコミュニティバスが出ているのですが、ご年配の方もよく利用します。

よくあるのですが、ご年配の方は
自分都合でバス停ではないところに
止まってくれと言うことがあります。
私はそう言うのがあまり得意ではないので
少しムッとしたのですが、
本日その対応をした車掌さんの
断りの言葉が優しさに満ち溢れていたのです。


車掌さん『すみません、それはできないのですよ…』

ご年配の方『そうですよね、申し訳ありません。』


まぁ、これはこの対応になっても仕方ないよな。だって下り口の方に歩道がないのもあるし万が一のことがあると怖いよな…。

そう思っていたら車掌さんが
もうひとこと付け加えた。
その言葉がとても素敵でした…

車掌さん『僕としてはここでおろしたい気持ちでいっぱいなのですが、会社の規定でそうすることが出来ないのです…』


その言葉の掛け方と、仕事の合間でも
利用者さんが悲しい気持ちにならないように
選んだ言葉の優しさに私は感動しました。
気遣い、でしょうかね。
懐の広さを感じる優しい気遣いでした。

やわらかい雰囲気を感じ取った
ご年配の方は車掌さんの気遣いに
感謝の気持ちを示し、
『この近くに病院があるからここへおろして欲しかったの…でもごめんなさいね…』

とお話ししておりました。
きっと自分の気持ちに寄り添ってくれた
車掌さんに心を開いて、自分の気持ちを
話せたのでしょうね。

お互いの事情を打ち明けることができる
可能性のある会話は温かみがありますね…

人と会話をする上で、お互いの希望が
通らない事も多々ありますが、
その際に伝え方をやわらかくして
お互いにお互いのことを尊重し合える
やり取りができるようになれば
良い感じになるのかなぁ…。


私もそういうやわらかい人に
なれたら良いなぁ。

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